キャンプ場ではない河川敷や海などのいわゆる【野営地】でキャンプをする場合に必要な道具をご紹介!
キャンプ場ならそんなに必要なくても野営地では必要な道具があります!
いざ野営地でのキャンプに困らないように、必要な道具を確認していきましょう!
設営に必要な野営道具
地面が整備されていない野営地で必要だと思う道具を4つご紹介!
鍛造ペグ
野営地は地面が固い!!
大きな石がゴロゴロしているような河川敷は本当に地面が固いことが多いです
なので、テントやタープに付属されているほっそいペグではまず入りません。
我が家が使用しているのは「エリッゼステーク」の鍛造ペグ。
Amazonで一番売れている鍛造ペグだけあって、コスパと品質は文句なしです。
が!
河川敷の石があまりに強靭すぎて曲がることも多々あるのです!
エリッゼ大好きな夫は相当悔しかったらしく、同じエリッゼの最強ペグ「 エリッゼステーク Ultimate」を購入!
これはスゴイですよ。
右がソリッドステークの鍛造ペグが曲がっているのに対し、左のアルティメットは力強く一直線を保っており一切曲がっていません!
アルティメットは河川敷で何十回と使用していますが、一度も曲がったことないんです!
ゴールドで見た目もめっちゃカッコイイし、とにかく強い鍛造ペグが欲しい方はぜひアルティメットを使ってみて下さい。
サンドペグ
砂地で野営をする場合はペグが大切!
海では急な突風が吹くことも多いので、砂地用のペグでタープやテントが飛ばされないようにしっかりと固定しましょう。
砂地用のペグとしておすすめなのがカインズホームで販売されている一本48円のプラ杭。
本来の用途は「トンネル栽培時のバンド固定用打ち込み杭」とのことで、柔らかい土に打っても抜けない作りになっています。
これが砂地と相性バッチリで、本当に抜けません。
正直抜くのが大変なくらいなので、あまり深く打たない方がいいかもしれません。
カインズホームのプラ杭よりも砂地に適したプラ杭がAmazonで一本65円程で購入できるのでこちらもかなりおすすめです。
タープはワンタッチタープがおすすめ
野営地はキャンプ場のように地面が整備されていないので、デコボコしていたり、雨が降ると水はけが悪かったり、地面が固かったり。
なので設営に時間が掛かるオープンタープよりも、ただ広げるだけで自立するワンタッチタープの方が便利です。
我が家の場合はキャンプ場だろうが野営地だろうが基本的にワンタッチタープなんだけどね(とにかく設営がラクなので)
オープンタープの場合は、設営時に一度地面にすべて置かなくてはいけず、地面の状態が良くない場合はタープが汚れてしまったり結構嫌な思いをします。
自立式のワンタッチタープはたとえ雨が降っていても3分ほどで設営出来ちゃうので、ファミリーやグループで野営地でキャンプをする際はおすすめです。
キャリーワゴン
河川敷や海岸の野営地の場合、車が横付けできないこともあります。
そういうときは、荷物を一気に移動できるキャリーワゴンが便利!
我が家愛用の「FILEDOORワイルドマルチキャリータフ」は、タイヤがぶっといので地面がゴツゴツした河川敷や砂浜でもタイヤがしっかり回って移動することができるのでおすすめ!
普段海に行くときなどもよく使用していますが、ちょっとした段差もまったく問題なく乗り越えられるので、ストレスが少ないです。
野営中に必要な道具
野営キャンプ中にあると便利な道具を3つご紹介!
除菌シート
除菌シートは手をキレイにしたり、道具の汚れを拭いたり、普段のキャンプでも必需品ですが、野営地でキャンプをする場合はなおさら便利です!
野営地はキャンプ場とは違い炊事がありません。(公衆トイレなどの手洗い場で食器などを洗うのは絶対にやめましょう)
なので使用した食器や道具を洗うことができないんです…。
そこで便利なのが100均などどこでも売っている除菌シート!
食べ残しが多い場合はキッチンペーパーやティッシュでサッと拭いてから、除菌シートで拭けば帰ってから洗わなくても大丈夫!
油汚れギトギトなものはさすがに家に戻ってから洗い直す必要がありますが…。
これを使えばその必要も無さそう!↓
私はまだ使ったことがないのですが、使っている友達は「油汚れもしっかり取れるよ!」とかなりの勢いでおすすめされています。
ちなみに我が家はキャンプ場でも除菌シート派です
ウォータージャグ
手洗い場なども当然近くにはないので、ウォータージャグがあると便利。
上の画像はダイソーで購入した500円のジャグですが、かなり使いやすくて野営地だけでなくキャンプ場でも重宝しています。
ちょっと手を洗いたいときや、料理で水を使いたいときなど何かと便利で、野営地ではとくに必要かなと思います。
焚き火台
海や河川敷などの野営地では【直火禁止】です!
が!どの海岸や河川敷も必ず自治体が管理しており、その自治体が決めたルールを守る必要があります。
今まで様々な自治体に直火について質問してきましたが、直火OKとしている場所はありませんでした。
直火OKにしたら、炭は捨て放題、石は黒くなり放題、景観は損なわれまくりで、清掃をしている自治体からしたら最悪なことばかりだから当然よね…!
なので必ず焚火やBBQをする際は「焚火台」や「バーベキューグリル」が必要になります。
野営地に限らずキャンプ場でも直火可のところは少ないので、キャンプをやるなら焚火台は必需品ですね。
我が家のお気に入りの焚火台↓
火消し壺
キャンプ場には大抵「炭捨て場」がありますが、野営地には当然ありません。
野営地での絶対的なルールはゴミはすべて持ち帰る事!使用した炭も当然すべて持ち帰る必要があります!
炭の処理方法はいくつかありますが、【火消し壺】があると炭の再利用もできて片付けるときも楽チンです。
我が家はペンキ缶に取っ手だけつけたものを火消し壺として使用していましたが、最近では軽くてかさばらない【火消しアルミ袋】をよく使用しています♪
そして焚き火の後始末をしっかりせずに帰ることを最近では「焚き逃げ」と言いますが、「焚き逃げ」は犯罪です。
野営地で焚き火やBBQをする際は、かならず炭や灰をすべて持ち帰ってください。
ゴミ箱
野営地には当然ゴミ箱がありません。
なのでゴミはすべて持ち帰る必要があります。
仕切りがあるゴミ箱を使用すれば帰ってから分別する必要もなく便利です♪
トイレ関連の野営道具
トイレがない野営地であったら便利な道具を4つご紹介!
携帯トイレ
当サイトで紹介している野営地には仮設トイレや公衆トイレがある場所も多いですが、当然トイレがない野営地もあります。
なので簡易トイレがあるといざという時にとっても安心です。
女性でもおぴっこだけなら、上画像のようなものでも十分!(私も愛用中)
こんなことあったのは秘密です…。
しかしうんぴとなるとそうもいかないので、折りたたみ式の便座があると便利!
折りたたみ式だとコンパクトになって邪魔にもならなず、子供や女性でも安心して用を足せますよ。
災害時のことを考えても持っていて損はないと思います。
目隠しテント
簡易トイレを使用する場合、さすがにテントの中では使いたくないので、専用の目隠しテントがあると便利です。
ワンタッチタイプなので一瞬で設営できちゃうのも嬉しい。
我が家はトイレ用としてだけでなく、海での着替えやシャワーを浴びたりと活躍シーンは多いです!
GOGIRL
GoGirlは「女性用排尿補助装置」と呼ばれ、ズボンを下ろさず立ったまま用を足すための補助アイテムです。
つまり女性でも立ちションができちゃうアイテムなんです!
シリコン製で小さく折りたたむことも可能。
人があまりいない野営地だったら、ゴーガールを使用すればお尻丸出しにならずにおぴっこできるので最高です。
登山中や災害時などキャンプ以外でも使用できるので、アウトドア好きの女性だったら一つは持っておいてもいいかもしれません。
ただし…!使用するにはコツが必要なので、購入予定の人は下記の記事を参考にしっかりと練習して下さい…!
トイレットペーパー
簡易トイレを持ってく場合はもちろん、仮設トイレなどがあるや野営地でもトイレットペーパーは必要です。
仮設トイレや公衆トイレはトイレットペーパーがないことも多く、ときに絶望を味わう事があります…
そんな思いをしないために、トイレットペーパーは必須!
大きいトイレットペーパーを持って行くのが面倒な人は、流せるポケットティッシュが便利です。
トイレに行く際にサッとポッケの中に入れられるので、色々恥ずかしくありません(笑)
風呂関連の野営道具
お風呂に入れない野営で身体をさっぱりさせるための道具を2つご紹介!
からだ拭き
野営地には当然お風呂もシャワーもありません。
1日くらいお風呂入らなくて全然大丈夫!と思えばそれまでなのですが、私は家では必ず毎日風呂に入り髪の毛も洗う人間なので、お風呂に入れない状況って結構キツイのです…。
が!からだ拭きで全身くまなく拭いたあと、下着をを取り換えればかなりサッパリする事に気づきました。
気づいちゃってからはキャンプ場でもよほど暑い時期以外はこれで済ませちゃう
近くの温泉や銭湯に行くのも手ですが、管理人のいない野営地で荷物を置いたまま離れるのは不安なのでこの方法がベストだと思います。
↑こちらのからだ拭きは60×26㎝とスポーツタオルくらいの大きさがあるので、一枚で全身くまなく拭き取れるし、背中も楽々届きます。
個別包装されてるので、荷物を少なくしたい人にもおすすめです。
ドライシャンプー
野営地で焚き火臭や頭皮のベタつきが気になったらドライシャンプーがおすすめ。
シューッとスプレーするだけで、匂いも取れて頭皮もかなりさっぱりしますよ
私の使用方法は、からだ拭きで頭皮をやさしく拭いたあと、ドライシャンプーを吹きかける。
髪の毛がフワッとしてべたつきがなくなるし、柑橘系のさわやかな香りで癒されます。
防犯グッズ
管理人のいない野営地では防犯にも気を付けましょう。
防犯におすすめの3つの道具をご紹介!
センサーライト
センサーライトは動いている人や物体に反応し、光が点いたり消えたりするライトです。
夜間テントの近くに設置しておけば、人が近づくだけでライトが点くため、かなりの防犯対策になります。(自分が気づきやすいのも利点)
野生動物を追い払う効果もあるので、防犯対策だけでなく野生動物ゴミ漁り問題の対策にもなります。
我が家も使用中に野生動物が近づいてきて、ライトが光ったら逃げて行ったことがあったよ
南京錠
野営地ではなるべくテントから離れない方がいいのですが、どうしても離れなくてはいけない場合、貴重品は車やテントにしまいましょう。
その際にテントには南京錠でカギを付けるとなお安心です。
就寝中には内側からカギを付けることもできるので、安全に野営地キャンプを楽しみたい方はには必須です。
ラジオ
テントを離れるときはラジオを流しておくのも防犯になります。
テントの中でラジオの音がすれば、誰かいると思うので盗難被害などの対策には高い効果があります。
↑このラジオはソーラー充電ができるうえ、スマホの充電やセンサーライトの機能もついているので、野営地でのキャンプはもちろん災害時にも大活躍です。
野営するときに必要な道具18選!:まとめ
振り返ってみると”野営地だけ”で必要な道具と言うよりは、キャンプ場でのキャンプや災害時に使える道具ばかりでしたね
とくに災害時に使えるものも多いので、野営地用というだけでなく「もしものとき」に安心できるために備えておくのもいいかもしれません。
私も携帯トイレの予備を買っとこう…!
そして野営地ではすべてのゴミを持ち帰り、近くに住んでいる人たちに配慮した行動をとることも忘れないで下さい。
無料で利用できる野営地だからこそ、「利用させてもらっている」気持ちを忘れず、マナーやルールを守って、さらに便利な道具を駆使して野営キャンプを楽しみましょう♪
エリッゼ大好きな夫は相当悔しかったらしく、同じエリッゼの最強ペグ「 エリッゼステーク Ultimate」を購入!