キャンプ始めてみたいな~!でも、キャンプについて知らないことばっかりだし、恥かいたらどうしよ~
との思いからキャンプを始められない方も多いのではないでしょうか?
正直誰でも最初は初心者なんだから、恥も何もないやい!と思ってしまいますが、誰しもが私のように図太くはないと思うので、ぜひ今回の記事を最後までご覧になって躊躇なくキャンプを始めて頂きたいと思います。
それではいってみよう!
キャンプ初心者が恥ずかしいと思ってしまうこと8選とその対策方法
私も初心者の頃はいろんな失敗や恥をかいてきました
実際に私が経験した恥ずかしい思いや、ほかのキャンパーさんから聞いて多かったことを8つご紹介!
設営に時間がかかってしまう
個人的にはここが一番恥ずかしいと感じていたかもしれません
とにかくテントやタープの設営に、時間がかかるかかる。
必死なもんだから心の余裕がなくなるわけで…。
当然のごとく起きる夫婦喧嘩。
子供をかまう余裕もなく、お腹も空くし、イライラしまくってた…
対策方法
とにかく初心者のうちは設営が簡単なテントやタープを使うのが一番!
大型のファミリーテントは見た目はカッコイイけど、慣れていても設営が大変な場合が多いです。
そもそもキャンプに慣れてくると、どんどん設営を楽にしたい願望が強くなってくるので、はじめから設営簡単なものを使用するのはホントおすすめ
それもできない!という方は、説明書や設営動画などをみて頭でシミュレーションしておくだけでもだいぶ設営がスムーズになるはずです。
我が家は設営簡単な小さいテントを2つ使用したり、ワンタッチテントやワンタッチタープを利用して、いかに設営を楽にするかを日々考えています。
最近購入したロッジ型ワンタッチテントは、設営簡単でめっちゃお気に入り!↓
あとは、お腹が空くとイライラして正常な判断ができなくなったりするので、お昼ごはんは食べてから設営に挑みましょう!
我が家の場合、キャンプ場に到着したらとりあえずテーブルとイスだけ出して、スーパーで購入したお弁当を食べてから設営します。
安物のキャンプ道具を使っている
キャンプに行くと「ここはキャンプ道具の展示場なの!?」と思うような、カッコイイ道具を並べたキャンパーさんたちを目の当たりにします。
そんなおしゃれキャンパーさんたちを横目に「自分は安物&最低限の道具しか持ってこなくて、なんだか恥ずかしい…」と思う方も多いようです。
確かにキャンプ場によっては、おしゃれキャンパーさんだらけで、初心者の方だったらなんとなく引け目に思ってしまうこともあるかもしれません…
対策
まずはキャンプをなぜ始めたいと思ったのか?について考えてみましょう。
多くの方は「自然の中で寝たり・食べたり・過ごしたり」が楽しそうだからだったり「子供に自然の中で過ごす体験をさせてあげたい」と思ってキャンプを始めてみたいと思ったのではないでしょうか?
となると、そのために必要な道具はなんだって良いはず。
キャンプ道具はキャンプをするための手段であり、目的ではないはず
だから周りと比べる必要なんて一切なく、堂々とキャンプを楽しめば良いのです!
それにおしゃれキャンパーさんたちだって、はじめからそんなにたくさんの道具があったわけじゃありません。
キャンプ沼という恐ろしい沼にはまってしまい、徐々に道具を揃えていってるんです…!
ちなみに我が家は見栄えを気にしたことがないダサキャンプスタイルです。(設営のラクさを重視)
そんな人も多いです。
人は人!自分は自分!
初心者だろうがなんだろうが、自分のスタイルに自信を持ちましょう!
火起こしができない
「炭に火をつけるのは難しそうだけど、薪に火をつけるのは簡単でしょ?」と思った初心者のあなた!それは大間違いです…!
【空気が乾燥していて、薪もしっかり乾燥&着火剤や火付けの種になる杉の葉っぱなどがたくさんある】など条件が整っていれば初心者の方でも比較的簡単につくかもしれません。
が!そうでなければ思った以上に薪に火をつけるのは大変なのです…!
つい先日も「今日はファイヤースターターだけで火起こししよ~♪」と思い、意気揚々と麻ひもをほぐしスターターをシュパシュパ。
麻ひもには簡単に火が移るのですが、そこから枝になかなか火が移らず、最終的には大きなバーナーを手にしていました…。(葉っぱや枝がしけてたのが原因)
火起こしなめちゃいかんぜよ!
対策
一口に火起こしと言っても、様々な方法があります。
「キャンプなんだからファイヤースターターや火打石で火起こしするもんでしょ!」となるのもわかりますが、必ず着火剤やライターは持っていきましょう。
挑戦するのはもちろん良いと思うよ!けど、手段がそれだけしかないと絶望する可能性があるので、楽に着火できるように着火剤とライターは持っていこう!
風が強かったり、雨が降っている&降っていた場合は本当に火起こしに苦労することがあるので、着火剤は持っいってね!
文化たきつけは定番の着火剤!安くて良く燃えます!
ソロキャンプ
1人で行うソロキャンプが恥ずかしいと思う人も多いようです。
確かに一昔前までは【キャンプはファミリーかグループでやるもの】と言う認識の人が多かったため、1人でやるのは恥ずかしいと思うのも良くわかります。
現在はソロキャンプをする人も多く決して恥ずかしい事ではないのですが、キャンプを行う場所によってはなんとなく気まずい思いをしてしまうのは事実。
事前にキャンプ場の口コミなどを確認して、ソロキャンパーが多いキャンプ場や、あまり混んでいないキャンプ場を選択すれば、ソロでも快適にキャンプを楽しめますよ!
河川敷など無料で利用できる場所は、ソロキャンパーも多く場所も自由に選べるためおすすめです!
忘れ物が多い・道具が足りない
キャンプは普通の旅行よりも持っていくものが圧倒的に多いです。
なので初心者じゃなくても忘れ物をしないほうが難しい。
忘れ物がひとつもないキャンプを、今まで一度もしたことがありません!!
なのでこればっかりはしょうがないのですが、初心者の頃はなにが必要かもわからないので、「忘れもの+これも必要だったのか!」的なことが多かったですね。
夜のキャンプ場は本当に真っ暗なので、ランタンが足りないと何を食べてるかもわからないと言った事態も招く可能性があります…。
対策
ネットで「キャンプ 持ち物 リスト」で調べるとたくさんのリストが出てきます。
これらを参考に持ち物を確認すると、必要なものをわかり忘れ物がだいぶ減らせますよ
慣れてくると自分にとって必要なものや必要じゃないものもわかってくるので、自分用のリストを作るとさらに効率的に準備を進められます♪
時間配分がわからない
あれ?キャンプ飯作ってたら夜8時になっちゃタヨ?ドユコト?
と、ついカタコトの日本語になってしまうくらい、初心者の頃はキャンプでの時間配分がわかりません。
テントの設営、料理、シャワー、焚火、何をするにも慣れていないと時間がかかってしまい、時間が押し押しになってしまいます。
対策
とにかく時間を有効活用できるように、あまり凝ったことはせず、省けるところは省いていきましょう!
- キャンプ料理はなるべく簡単なものにする
- お風呂(シャワー)は入らず、からだ拭きで済ませる
- 食器はキッチンペーパーと除菌シートで拭く
上記のことはむしろある程度キャンプ慣れした方のほうが実践しているかもしれません。
お風呂に入らないなんてのは、初心者のころに知っておきたかった…
夜10時には静かにするべきキャンプ場での夜はあっという間!
いかに焚火タイムをゆっくり過ごせるかを考えて、他のことはなるべく早く済ませちゃいましょ♪(私の場合ですが(笑))
テントのロープに引っかかって盛大に転ぶ
テントやタープを張るために使用するガイロープ。
キャンプ場ではトラップのごとく張り巡らされており、一度も引っかかったことがないという人のほうが珍しいのでは…?
自分のサイト内ならまだしも、お隣さんのガイロープに引っかかったりすると、恥ずかしいやら申し訳ないやらで、いったんテントに戻って心を落ち着かせる必要があります…。
対策
これは慣れてくるとだいぶ引っかかりにくくなります。
テント周辺では常に警戒するようになるからね!
でも夜間の暗闇だと引っかかる率が上がるので、蓄光タイプのガイロープを使用したり、ロープライトを使用すると良いですよ!
特に小さいお子さんは絶対引っかかって転ぶので初めに説明だけでもしてあげてください。(説明しても絶対一度は転ぶけど)
夜寒すぎた
初キャンプを真冬にやるという方はあまりいないと思うので、だいたいの方が暖かい時期に始めます。
なので日中は暑いくらいで、当然夜もそんなに冷え込まないと思ってしまい、防寒対策をせずにキャンプに挑む方も多いと思います。
が…!声を大にして言いたい!
だいたい夜は寒い!!
キャンプ場がある場所は、高原・山・川・海近くなど、私たちが普段住んでいる場所よりも夜は冷え込むことが多いのです。
標高が高いキャンプ場では、真夏でも夜はかなり寒くて、防寒対策をしていないと「寒すぎて夜眠れない!」なんてことはよくあります。
対策
キャンプ場の標高や天気・気温をしっかりと調べて、夜どのくらい寒くなるのかを考えたうえ防寒対策をしていきましょう。
キャンプ場のレビューを見れば涼しいかどうかがわかることも多いので、レビューチェックも大切。
わからない場合は、キャンプ場に直接電話して聞くと快く教えてくれますよ
寒そうなら、上に羽織るものや暖かいインナーを持って行ったり、カイロで寝袋の中を温められるようにしておくのも良いです。
撤収に時間がかかりすぎる
初心者のころは撤収にかかる時間がわからず、思った以上にに時間がかかりすぎてチェックアウト時間に間に合わなかったなんてことも多いです。
ファミリーキャンプだと、たった一日(むしろ半日)でこんな散らかるんか!?ってほど、テントの中は泥棒に荒らされたごとく散らかる…!
設営のときとは違い「チェックアウト」という時間制限があるので、余計に焦ってしまうのもの。
対策
撤収にどのくらい時間がかかるかわからない初心者の場合、最低でも2時間前には撤収を始めましょう。(11時チェックアウトなら9時から)
テントは結露で濡れていることも多いので、早めにフライシートを外して乾かしておく。(そのまましまうとカビの原因になります)
【食器類はキッチンペーパーと除菌シートで拭くだけ・朝ごはんは簡単なものにする・朝の焚火はしない】などキャンプの朝はなるべくゆっくり過ごせるように、「こったことをやろうとしない」のは大切です。
キャンプ初心者が注意されがちなこと4選
恥をかくのはいいにしても、注意されたらちょっとへこみますよね。
ということで、初心者キャンパーが注意されがちなことを前もって覚えておきましょう。
夜10時以降も静かにしない
キャンプで夜遅くまで喋ったり騒いだりすることは絶対NG行為!
キャンプ場のルールに書いてあることも多いですが、書いていない場合でもマナーとして10時以降は静かにしましょう。
テントはまったく遮音性がないので、ひそひそ話も丸聞こえです。
10時には寝ている人も多いので、騒いでいる声は睡眠の妨げになり本当に迷惑です。
とくに酔っぱらって大声で笑ったり喋ったりは本当に勘弁してほしい…
喋り声以外にも「車のドアの開閉」や「トイレのドアの開閉」「ペグ打ち」などの音にも要注意。
トラブルにつながることも少なくないので、夜は静かに過ごしましょう。
他人のサイトを通る
他人のサイトを勝手に通ってはいけません。
「トイレはこっちらからのが近いからおじゃましまぁ~す!」はダメよ!
逆の立場で考えれば、勝手に入ってこられるのは嫌ですよね?
大切な道具を壊されたり汚される可能性だってあるので、ほかの人のサイトはその人の家だと思って勝手に通るのはやめましょう。
とくに子供はトイレめがけて一直線!ってなるので、必ず親が通っちゃいけないことを説明してあげてくださいね。
焚き火の扱いを知らない
キャンプでの焚火は最高に楽しいのでぜひやっていただきたいのですが、焚火をする際はいくつか知っておいてほしいことがあります。
- 直火をしない
- ごみを燃やさない
- 木を勝手に切って燃やさない(落ちてる木でも使ってはいけなことがあるので、キャンプ場の確認を取る)
- 風の方向を考える
キャンプ場のみならず、野営地と呼ばれる河川敷や海岸などでも、基本的に直火は禁止されています。(直火とは焚火台等を使用せずに、地面に直接薪を組んで焚火をすること。)
バーベキューや焚火をする際は必ず焚火台やグリルを使用しましょう。
焚き火は火の粉が飛んだり煙がたくさんでたりすることもあるので、風向きによっては危険なことも。
風が強いときはやめるなどの決断も時には必要になります。
なんでも燃やしちゃえ~!とごみを燃やすのもNG
ものによっては有害な煙・キツイ匂い・たくさんの煙が発生することがあり、周りの人に迷惑になるのでやめましょう。
炊事場を汚す
キャンプ場での炊事場は皆が使うもの。
独占したり汚したりするのはダメです!
ついやってしまいがちなのが、お皿に残った食材をそのまま流す行為
ごみ受けにたまった生ごみをしっかり掃除するならOKですが、そのままにするのはやめて下さい。
単純に次に使う人が不快な気分になるのと、つまりの原因にもなり掃除する管理人さんも大変です。
お皿はキッチンペーパー等である程度きれいにしてから炊事場で洗うと良いですよ。
キャンプの先輩たちの恥ずかしエピソード
2023年6月現在14,000人のフォロワーさんがいる私のインスタグラムにて、【初心者キャンパーの頃の恥ずかし経験】を教えてもらいました!
たくさん返信いただきましたが、やっぱり「設営に手間取って夫婦喧嘩」などが多かったのですが、他にも様々なおもしろ恥ずかしエピソードをがあったので8つご紹介します!
- 設営も火起こしもできたけど、パンツ忘れてノーパンで過ごした。
➡自然の中で過ごすキャンプ、精神的にも肉体的にもフリーになってよかったと思います。 - 嫁にキャンプの楽しさを教えにいったけど、肝心なクッカーセットとカトラリーセットを忘れた。
➡無事に奥様はキャンプ嫌いになられたそうです。 - アイドルのタペストリーをタープ代わりに使用
➡初心者とか関係なく、強すぎる。 - 風でタープが吹っ飛んだ
➡いや、これほんと気を付けてほしいです。風をなめちゃいかんぜよ! - テントのそばで焚火をしてしまい、火の粉の洗礼を浴びテントに穴が開いた。
➡私も今まで何個の道具に穴を開けてきたか…。これはね、キャンパーの証ってことで良しとしましょう! - 必死に探していた我が子が、よそのサイトでおやつを食べていた。
➡ただかわいい…♪けど、キャンプ場は危険もあるし変な人もいるかもしれないし、お子さんからは目を離さないように気を付けましょう。 - 野営地でボヤ騒ぎがあり、慌てて撤収したら他人の車だった。
➡慌てるとね、周りが見えなくなりますからね。載せられた人はびっくりだったと思うけど… - ギアがダサい。タープ持ってない。けど開脚さん見てかなり勇気づけられました~!
➡うん。うん。ダサくたってイイのイイの♪そして私最近フラミン子でなく開脚さんと呼ばれます。
いや~たくさんのおもしろ恥ずかしエピソードがありますねぇ~
全員最初は初心者!恥ずかしい思いや失敗から学んでいくんですよね。
なので皆さん、なにも恐れることはありません!
「恥ずかしい思いをたくさんしに行く!」くらいの勢いでキャンプ始めてみましょう!!
私フラミン子のインスタグラムもぜひフォローしてね!
キャンプ初心者が恥ずかしいと思うこと9選!注意されないためのポイントも解説:まとめ
キャンプって普通の旅行に比べるとだいぶハードルが高いですよね。
自分で道具揃えてキャンプ場予約して、準備して車に積んで、キャンプ場着いたら着いたで、設営してごはんも自分たちで作って…。
そのうえ初心者は恥をかくかもしれないと言うプチ恐怖まで味わって。
でもね、こんな大変なキャンプも、やってみたらまぁ~楽しいわけです♪
めちゃくちゃ疲れるけどめちゃくちゃ楽しい。
これは実際にやってみた人しかわからないと思います。(もちろん合わない人もたくさんいて、それもやってみなきゃわからない!)
道具はなんだってOK!恥なんてかいて当たり前!とにかく一度キャンプをしてみてください!
きっと人生豊かになるはず♪
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