「焚き火ろうそく」を作った際に、透明なガラスの器で作ったら綺麗だろうな。。と思いました。
しかし、直火OKの小さいグラスはほとんど売ってない。。
ネットでも実店舗でも探し回りましたが、直火OKの物は大きいケトルやお鍋ばかり。
小さいコップサイズの物は、基本的に直火NGでした。
しかし諦めきれない私は、ネットで探し回ると発見!
インドの理化学用ガラスメーカーBOROSIL(ボロシル)社が製造する耐熱グラス!
このシンプルな作りが最高です。
実際に購入し、色々な用途で使ってみたら、おしゃれで楽しかったのでご紹介します♪
BOROSIL VISION GLASSとは
BOROSILは会社名。VISION GLASSは製品の名前だワン!
BOROSIL社(BOROSIL GLASS WORKS Ltd.)とは1962年創業のインドの老舗ガラスメーカーです。
ムンバイに本社があり、ビーカーやフラスコなどの理化学用ガラス製品、家庭用耐熱ガラス食器などを製造しています。
実際に学校や研究機関で使われているビーカーなどを製造しているので、ガラスの信頼度は高いね
そんなBOROSIL社が販売している、家庭用耐熱グラスである「BOROSIL VISION GLASS」。
仕様区分は「直火用」となっており、直火で使用しても問題ないことが証明されています。
VISION GLASSの素材は実験器具のビーカーやフラスコと同じホウケイ酸ガラス。耐熱温度/350℃、耐熱温度差/150℃、熱湯、電子レンジ、オーブン、直火で利用可能、食洗機も使えます。
VISION GLASS/國府田商店
サイズ展開
BOROSIL VISION GLASSは現在9サイズ販売されています。
一番大いのが、直径75x高さ35mmの500mlが入るHBサイズ。
私が購入したのは、一番小さいSSサイズ(φ56×H70 / 145ml)とDOFサイズ(Φ83xH85 / 400ml)です。
底にひっそりと「BOROSIL」のロゴが入っているのも何だかかわいい。
最近ではおしゃれなアンバー色(琥珀色)も発売されています!
BOROSIL VISION GLASSを使って調理!
直火・オーブン・電子レンジ・食洗器すべてに対応しているボロシルヴィジョングラスは、色々な料理に使えます。
お米を炊く
中身が見えるグラスで、お米の炊ける様子を見てみたくてやってみました
BOROSIL VISION GLASSのDOFサイズを使用。
0.5合のお米を研いだ後、人差し指第一関節までの水を入れ、蓋は穴を2カ所開けたアルミホイルを使用しました。
蓋に関しては、穴が開いていて蒸気を逃がせるものを使った方がよさそう。
実は初めてこのグラスでご飯を炊いた時、シリコンの蓋を使ったら蒸気が逃げずかなり吹きこぼれてしまった。。
では点火!!
しばらくすると、ブクブクと泡が出てきました。
アルミホイルの蓋が浮き上がるほどブクブク。
味見をしつつ、13分ほどで炊きあがり。少し蒸らします。
中が見えるから、炊きあがりがわかりやすいなー
完成~!!
せっかくなので、卵かけご飯にしていただきます!
横からのめんつゆの模様がキレイざますね
肝心の味はと言うと、芯も残らずふっくら炊けました!
途中、蓋が浮き上がったのでどうなる事かと思ったけど、とても美味しくて大成功!
0.5合は一人分に丁度良い量。
13分ほどで炊きたてのご飯が食べれるなら、実用的に使えそう。
動画も見てね(16倍速)
アヒージョ
アヒージョにも挑戦!
アヒージョとは、ニンニクやマッシュルーム魚介類などをオリーブオイルで煮込み、パンにつけて食べるスペイン料理だワン!
オリーブオイルから泡が出てくる様子が良く見えて面白い。
味はいつもの味と変わらないけど、おしゃれ度はグッとアップでうきうきします!
今度お友達が来たときにやろう♪
その他オーブン調理
BOROSIL VISION GLASSの公式ページでは、このグラスを使ったレシピを公開しています。
オーブンに入れても大丈夫なので、アップルパイも可愛くて美味しそう!
蒸し器に入れて蒸すのもOKなので、おこわだっておしゃれになっちゃう!
何で器がガラスになるだけで、こんなにおしゃれになるのか不思議ざますね~
BOROSIL VISION GLASSで焚き火ろうそくを作ってみた
本来の目的だった「焚き火ろうそく」を作ってみました!
グラスのサイズが小さく(SSサイズを使用)、バーナーの五徳に乗らなかったので、ロストルを使い加熱。
本来、ロウを溶かすときは他の鍋などに入れて溶かすのですが、今回は直火OKという事で、グラスで直接ロウを溶かします。
徐々に溶けていく。。。
5分ほどで完全な液体に!
次に、松ぼっくりや木の枝を入れます。
入れた瞬間から、コロッケを揚げているかのように、泡がシュワシュワと出てくる!
揚げ物と一緒で、木に含まれる水分が出てきてるのかもな
木を入れ終わったら、しばらく冷まします。
ロウが白く固まったら完成!
直接グラスで作れるから簡単にできました♪
動画もどうぞ!(16倍速)
グラスで作った焚き火ろうそくを灯してみる
早速火を灯してみた!
ガラスが透明なので、光が遮断されずスチール缶でやった時より明るくてキレイです。
だんだんとロウが溶けてきて、中の枝が見えてくる。
枝から少し泡が出ている様子もわかり面白いざます
さらにしばらくすると、想像していたものの、少し残念なことに。。
ガラスにすすがついて、透明じゃなくなってきた。。
これはしょうがないですね。。
それでも、十分きれいだし問題なし!(消火し、十分冷めた後拭きとったら綺麗になりました)
消火するときは、スチール缶を上に載せて消化しました。(酸素を遮断できれば良いので、上に載せるものは何でもOKですが、温度差に弱く割れる危険があるので、濡れ布巾等は使用しないで下さい。)
ちなみに、こちらはスチール缶と一緒に撮影。
やっぱりガラスの方が断然おしゃれだワン!
まとめ:【直火OK】耐熱ガラスのコップBOROSIL VISION GLASS
直火可能なガラスコップは少ない中、ボロシルヴィジョングラスは研究機関で使われているガラスを製造する信頼性の高いガラスを使用した、シンプルで可愛い耐熱グラス。
直火OKと言うだけで、何だか色々と試してみたくなるから不思議
おしゃれにお料理もできるし、インテリアにもなる。
シンプルな形なので色々なアレンジをして楽しめます♪
是非、自分なりの使い方を見つけて、使用してみてはいかがでしょうか?