我が家がキャンプ道具を選ぶ際に重視していることは、いかに【コスパがよく・機能性が高く・ラクできるか】です。
なので我が家のキャンプスタイルは、「ワンタッチタープ&小さいテント2つ」という映えを一切気にしない感じなのです。
そんなある日、ご縁あってグランピングを体験した際、ワンポールテントを使わせていただきました。
そしたらまぁ~快適!テント内に全部置けて、もはや部屋じゃん!ゴロゴロし放題じゃん!
と、お座敷スタイルに目覚めてしまった我が家は、その日からひたすらテントを探す日々…。
条件は、【コスパの良さ・設営のラクさ・174㎝の夫がしっかり立てる高さ】。
めちゃくちゃ悩んで比較しまくってやっと購入した「Naturehike Village13(ネイチャーハイク ビレッジ13)」が本当に最高でした!
どんなところが最高なのか、テントの詳細やメリットデメリットまで詳しくご紹介していきます!
- おしゃれ
- 大きいけど設営が簡単
- コスパが良い
- 機能性が高い
などのテントをお探しの方はぜひ見て行ってください!
Naturehikeロッジ型ワンタッチテントVillage13の製品仕様
【Naturehike Village13(ネイチャーハイク ヴィレッジ13)】は2022年に発売を開始した新しいテントです。
すでに世界中で10,000張り以上も販売されていて、その人気の高さがうかがえます!!
Naturehikeのワンタッチテントは「3人用・4人用・4~6人用」の5種類(4人用が2種類・4~6人用2種類)あり、今回我が家が購入したのは4~6人用13㎡のテントになります。
2020年には日本の正規代理店も設立され、アフターサービスの評価も高いです。
「ハイスペックな製品を圧倒的なコストパフォーマンスで」がコンセプトで、アメリカをはじめ世界中のキャンパーに大人気のブランドです。
最近では海外のおしゃれYoutuberが使用しているのもよく見ますよ。
このテントとは別に、Naturehikeのテントを二つ持っていますが、品質は本当に最高です。
スペック
サイズ | フライシート込みのサイズ:約幅475×奥行270×高さ183cm インナーテントのみのサイズ:約幅395×奥行270×高さ183㎝ (収納サイズ:30×25×110cm) |
材質 | 本体&フライシート:210T ポリエステル(縫い目シーム防水処理) フロア材質: 210Dポリエステルオックスフォード フレーム: アルミニウミ合金 |
UVカット | UPF50+(UVカット率95%以上) |
耐水圧 | フライシート:PU2000mm テント底:PU3000mm |
総重量 | 22kg(ポールやペグなど付属品込み) |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 カーテン×1 ポール×3 ペグ×31 防風ロープ×3 梱包バンド×2 収納袋×1 |
中の広さは13㎡(7~8畳)ほどあるので、3人家族の我が家はかなりゆったり過ごせます。
そして2人でも大きすぎることはなく、レビューを見るとご夫婦で使用されている方も多いです。
前室用のポールが3本付属されているのが嬉しい!(別売りの場合が多いからね)
ペグが意外としっかりしていて、頭が蓄光になっているのがこだわりを感じます。
芝生や柔らかい土ならこのペグで全然OK!
石交じりの固い地面は、やっぱり鍛造ペグがあった方が安心です。
フライシートの裏面がシルバーコーティングされているので、UVカット95%と高いのも私的にはかなり嬉しいポイントです。
耐水圧も高いので雨の日でも安心!厚みのある生地だからそっとやちょっとじゃ破けなさそう♪
すべての窓(出入口も)がメッシュになりますが、メッシュには防虫加工もされているので、夏にはその効果を発揮してくれそうです。
Naturehike Village13の設営方法
早速設営していきますっ!今回は夫が1人で設営した様子をご紹介!
収納時の様子。重さが22kgあるので夫は片手で持てますが私は厳しい…。
収納袋から取り出したら、ポールが付いたインナーテントのみをかかえ、グランドシートの真ん中に立ちます。
ブルーシートよりも厚みがあり、破れにくく、お値段も安いのでグランドシートにおすすめです。
サイズは2.7×3.6mを使用。
インナーテント床部分のサイズが2.7×3.95mなので幅が少し足りませんが、一般的にグランドシートはテントよりも小さめを選ぶのでちょうど良いサイズです。
次に、中央のポールを押さえながら、他のポールを倒していきます。
さらにポールを広げていきます。(折りたたみ傘みたい)
すべて開けました!
続いてテント上部を組み立てていきます。(力必要なし)
曲がる部分には保護カバーが付いているので、外さないで下さいね。
こういう細かいところにNaturehikeのこだわりを感じる♪
上部の組み立て完成!1人で組み立てる際はこの時点でフライシートを掛けると楽チンです。
あとはポールを伸ばしていくだけ!
女の私でもほとんど力を入れずに簡単に伸ばせます。
伸ばしきるとカチッと音がして、ボタンが上がるのでわかりやすいです。
インナーテント完成~!
慣れてしまえばここまで2分!初めてでも4分!
あとはフライシートを掛けるだけ!
フライシートを被せたら4隅のバックルを留めて、インナーテントと連結させます。
カチッとな。
正直留めなくても問題ないですが、風が強い日やキレイに張りたい場合はしっかり留めて下さい。
フライシートをペグで張ります。
風&結露対策のためにもフライシートはしっかり張りましょう!
あとはお好みで前室スペースを作れば完成~!!(風が強いときは、6つの角をロープで張ります。)
めちゃくちゃ簡単!
初めて設営したときは、あまりの簡単さにビックリしました!
ペグを打つのは少し時間が掛かりますが、それでも10分もかからず設営できちゃいます。
さらに良いと思ったのが、自立式なのでインナーテントを完成させた時点で中に入れること。
テントを広げた2分後には中に入って荷物を広げられるってスゴすぎ…。
一応収納袋に設営方法の説明書が書いてありますが、簡単すぎて正直必要ありません。
Naturehike Village13の詳細をチェック!
外観や内観など詳しく見ていきます!
インナーテントの外観をチェック!
前後はかわいい窓と、出入り口があります。
前後両方から出入りできるのは便利で嬉しいポイントです。
このテントはインナーテント・フライシート共に前後左右対称のカタチをしています!(ケーブルを通す穴は1ヶ所だけ。後程詳しく記載)
両サイドは2つの窓が付いていて、換気しやすい~!
天井部分はすべてメッシュになっていて、これまた抜群の換気性!
夏はまだ使用できていませんが、快適そうだな~。
冬は寒いのでは?との声も聞かれますが、私は全く感じませんでした。むしろ一酸化炭素を逃せられるのがイイ!(詳しくは後程記載)
インナーテントのファスナーの取っ手には、すべて蓄光性の金具が使われているのが嬉しい。
フライシートの外観をチェック!
海で撮影したのですが、横から太陽が当たっているため見えづらくてすみません…。
フライシートが前室になるので、タープは必要ありません!
シルバーコーティングされているから紫外線が気にならないのが良いよね♪
さらに、屋根部分が分割できるため、片方だけ閉じることも可能!
サイドは窓部分をロープで引っ張って設営するとこんな感じ。
外からの視線や太陽光をシャットアウトしながら換気ができて便利。
当然完全に閉めることも可能。ファスナーとマジックテープで閉めれるようになっています。
もちろん巻き上げることもできます。
後ろも作りは一緒なので、ポールがあれば跳ね上げることもできます。
今回は片方巻き上げて、もう片方は閉じました。
嬉しいのがロープが初めからテントに付いていること!(自在金具付き)
テント内部
中は13㎡あるだけあって広い!
ロッジ型テントの場合、中に2つポールがあることが多いのですが、このテントは中にポールが無いので全体を無駄なく使えるのがすばらしい。
ちょうど開脚キャンパー2人分です!
あれ?テントの幅395㎝ってことは、開脚キャンパーの足の長さ197.5㎝?そんなに長い訳ない??
開脚キャンパーだと分かりづらいので、ダブルサイズのエアーマットを置いてみるとこんな感じ。
ダブルサイズのベッドが4つは十部に置けますね。
窓が多くて換気性抜群!出入り口がもう一つあるのってやっぱり良い。
出入口の足元部分は少し上がっているので、砂や石など入りにくくなっているのも◎。
窓もかわいらしくて、外の景色もなんだかおしゃれに感じてしまう。
窓を閉める際は、両端のファスナー上に上げるだけ。
全然噛まないので、ストレスフリー!
開けるときは、ファスナーを下ろして、下の隙間に入れればOK!
いちいちクルクル巻いて留めなくて良いので、すごく楽ちんです♪
天井部分にはランタンフックが3ヶ所ついています。
ケーブルを通すための穴もしっかりあります。
マジックテープ付きなので、使用しないときはしっかり塞げて風も入ってこない!
外から見るとこんな感じで、ただ穴が開いてるわけではなく、風が入ってこな(いように穴の上に布が被さってるのも素晴らしい。
ポケットも両サイドの2ヶ所にあり。
ちょうど真ん中にカーテン(付属品)を付けることもできるので、リビングスペースと寝室を分けることもできちゃいます。
開けてもおしゃれ。
カーテンは吊るすだけなので簡単に取り付けることができます。
そしてーー!実はこのテント、天井にLEDライトが付いており、モバイルバッテリー(別売り。携帯用などなんでもOK)をUSBで繋げば…、
ピカーンッと天井のライトが点いちゃいます!!
ライトの明るさは3段階で調節でき、最大の明るさにすれば、夜でも本を読めるほど十分明るいです。
ランタン忘れても問題なく過ごせちゃうよ…!
Naturehike Village13の撤収方法
撤収は設営の逆をやれば良いだけなんですが、ちょっとしたコツもあるので、ご紹介します。
フライシートを外し、インナーテントのポールを中央にむかって折りたたんでいきます。
間違った方向でなければ簡単に折りたためます。
折りたたみ傘をしまうように、真ん中にすべて集める。
インナーテントは一旦置いておき、フライシート収納袋のサイズに合わせてたたみます。
サイズが決まったら、上にインナーテントとポール等の付属品も一緒に置く。
次に付属の固定バンドで締めていくのですが、ここでちょっとポイント。
テントを持ち上げ、両足でギュッと力強くテントを挟みます。
テントが浮くので固定バンドを下から通してバックルを留め、最後にひもを引っ張り締めていきます。
こうすれば一人でも簡単に固定バンドを巻くことができますよ
もう片方も同じように巻く。
固定バンドを巻き終わったら、収納袋の上に載せます。
片方づつ端を入れていく。
両サイド入れ終わったら、収納袋の真ん中を持ち上げ、軽く左右に振って全体を袋の中に入れていきます。
あとは固定バンドを留めるときと同じ要領で両足でギュッと挟み、ファスナー部分をがまっすぐになるように、真ん中へ寄せたらファスナーを閉めます。
ひ弱なフラミン子でも閉めることができたので、誰でも閉めれます。
慣れないうちは、収納袋に入れるのが大変かもしれませんが、慣れてしまえばあっという間!
ただ、女性一人ではちょっと厳しいかなと思います。(2人なら余裕)
2人で設営した様子や内観・外観を動画でもどうぞ!↓
Naturehikeロッジ型ワンタッチテントVillage13を実際に使ってみた
実際に使ってみた感想をご紹介!後半では雨の日に使用した様子も記載しています!
12月下旬晴れた日に使ってみた!
12月30日にキャンプ場で「Naturehike Village13」を使ってみました!
とりあえず設営が簡単すぎて、試し張りに続き2回目のビックリ。
隣で先にテントを設営していたご夫婦よりも、圧倒的に早く設営完了。
ロゴスのツールームテントも持っていますが、長~いポールを車にぶつけないように気を付けながらテントに入れている作業がすごく嫌だったので、そういった作業がないのもストレスフリー!!
後ろはこんな感じで全部閉じてみました。
レイアウトはこんな感じに。
地面が石で痛かったので、マットやコットを椅子代わりにしてコタツに入ろう作戦です。
コタツは母が使用していない普通のコタツを拝借しました。
コロナストーブは本当に暖かいので大のお気に入り!
石油ストーブを使用する際は「一酸化炭素中毒」防止のため、換気がとても大切。
このテントは窓が多く、天井部分もメッシュになっているので、換気がしやすいのはとても良いポイントです。
キャンプブロガーとして一酸化炭素中毒の恐ろしさを嫌というほど知っているので、換気がしやすいのは嬉しい!
「テントに隙間があっても一酸化炭素中毒になる!?」など恐ろしい一酸化炭素中毒についてはこちらもどうぞ↓
⇒キャンプの危険性を徹底解説!注意点や気を付けることを詳しくご紹介
気温は5度ほどでしたが、コロナストーブなら弱でテント全体がポッカポカです。
コタツから眺める外の景色最高やん…。
そんな横目で息子はゴロゴロ動画を見る。
床でくつろげるタイプのテントは初めてでしたが、本当に最高!ゴロゴロし放題!!
一つ難点を上げるとすれば、ゴロゴロしすぎて外に出たくなくなること。キャンプなのに…。
夜ご飯は外のテーブルで作る~♪
愛しのタフまる君はいつだって力強い炎で調理してくれます。
天井のLEDライトが良い仕事してくれます!
ランタンも一緒に点けていますが、なくてもかなり明るい。
ちなみにこのランタンも最近購入したのですが、3色変えれて明るさは無段階調節可能、とっても使いやすくかなりのお気に入りです♪
そんな明るいテントの中で、息子はたけのこの里を食べながらせっせと文字を書く。
息子が寝たら夫婦でYouTube鑑賞…、ってなんでこんなにテーブルの上が汚れるの!?
と、まぁテントはおしゃれになっても中身はダサキャンパーの我が家は相変わらず。
そんなこんなで快適すぎるキャンプの翌日、撤収の際に感じたのは、結露してないということ。(撤収時の写真撮り忘れた。)
地面の夜露はあれど(グランドシートが濡れた)、結露はほとんどありませんでした!
- テント全体が2層構造(インナーテントとフライシート)になっている
- フライシートをしっかりガイロープで引っ張った
- 窓は閉めても天井のメッシュのおかげでほどよく換気できていた
などの理由だと思います。
結露が酷いと、乾かすのに時間が掛かったりと大変なので、結露が少ないのは嬉しいポイントです♪
結露には100均のコレがおすすめ!(インスタで180万人以上に見られました!)↓
そして実際に使ってみて感じたのは、とにかく楽ちんだ!ということ。
我が家の最近の定番、【ワンタッチタープ&小さいテント×2】よりも設営がラクです。
フライシートを跳ね上げられるので、タープが必要ないのも荷物が減って良かった♪
そして何より、普段からグータラの私にとって、ゴロゴロできるのが最高でした~♪
別日3月下旬・大雨の日にも使用しました!
当日は設営時から大雨で大変でしたが、防水性はまったく問題なし!
どこからもしみ込んでくることはなく、快適に過ごせました!
撥水性は文句なし!
ただ一つ気になったのが、インナーテントの天井は全面メッシュになっているため、雨天時の設営はもたもたできないという事。
今回は大雨だったのと、天井メッシュの事をすっかり忘れていたため、もたもたして中に雨が入ってしまいました。
雨天時の設営は、タープをうまく組み合わせるなどの工夫をしても良いかもしれません。
とはいえ、タオルでサッと拭けばあっという間に乾いたよ!
Naturehikeロッジ型ワンタッチテントVillage13のメリットデメリット
実際に使ってみて感じたメリットデメリットをご紹介!
デメリット
- 重い・デカイ
個人的にはこのテントの唯一のデメリットは「重い」こと…!
22kgあるので(ちょうど1年生の息子と同じ重さ)、ひ弱な私でも持てないことはないが、5m移動するのが精いっぱい…。
夫は片手で持って階段をひょいひょい上がっているので、男性ならそんなに問題ではなさそう。
なのでロッジ型テントが欲しい方にとっては、受け止めざるを得ないデメリットです。
メリット
- 圧倒的な設営の簡単さ
- 前後に出入り口がある
- 窓が多く涼しい&換気しやすい&結露しにくい
- 天井ポールに付いているLEDが便利
- 内部にポールがないので広く使える
- フライシートのシルバーコーティングのおかげで、涼しく紫外線対策もバッチリ
- ロッジ型テントにしては格安
やっぱり最大のメリットは、設営が超がつくほど簡単なこと!
初めて設営したときに、あまりの設営のラクさにちょっと涙が出たほどです…!
このサイズのテントがこんなに早くできあがっていいのでしょうか?
5分でペグ打ちまで完成させることだってできそう!今度スピードチャレンジしよう…。
あとは一般的なロッジ型テントはテント内に2本のポールがあるのに対し、このテントは内部にポールがないので、広々と使えるのも良い点です。
他にも出入り口が2ヶ所あったり、窓が多かったり、LEDライトが便利だったりとメリットはたくさんありますが、コスパが最高なのも忘れてはいけないメリット!
ロッジ型テントは10万円オーバーの商品も多い中、このテントは59,990円!
でも正直、3万円程の2ルームテントも所持している我が家にとって、買う前はお高くも感じていました…。
が!実際に使ってみると設営のラクさはもちろん、細部のこだわりや丁寧な作り、過ごしやすさなど、「よくこのお値段で作れるな」と感心したほど。
間違いなくコスパ最高です。
Naturehikeロッジ型ワンタッチテントVillage13:まとめ
はじめてNaturehike Village13をキャンプ場で使用した帰りの車中、「またすぐキャンプ行きたい!このテント使いたい!」と言ってしまったほど、大のお気に入りになってしまった私。
大きいテントは設営が大変でイライラしがち&夫婦喧嘩起こしがちだった我が家ですが、このテントならそんな心配はゼロ!!
イライラしている間もなく、気がついたらテントが立ってたという感じです。
「おしゃれで大きいテントが欲しいけど、お値段は安く、設営も簡単なテントが良い!」という方にとっては自信を持っておすすめするテントです!
迷ったら間違いなく買いですよ!!