皆さんキャンプでよく眠れていますか?
私は眠れません!!
わたくしフラミン子は態度は大きいくせに、やたら神経質な人間でキャンプではあまり眠れないのです。。
でも眠れないと翌日ダルくてしんどいので、どうにかしっかり眠れないものかと色々と考え対策した結果、今では割としっかり眠れるようになりました。
そこで今回は【眠れない原因】と【私が実践してきた対策】について詳しくご紹介していきます!
キャンプでしっかり眠りたい!と思っている方の参考になれば嬉しいワン!
なぜキャンプではよく寝れないのか?
まずはなぜキャンプで眠れないのか?を考えていきます。
寒いから
「寒くて眠れない!」はキャンパーなら一度は経験しているのではないでしょうか?
冬のキャンプに限らず春や秋、場所によっては夏でも夜は冷え込み「寒くて眠れない!」となることもあります。
特に初心者のうちは「今日は寒くないから大丈夫だろ~」と思って、何も対策をしていかないと酷い目に合うかも。
真夏で夜冷え込まない場所以外は、毛布を一枚多めに持って行くなどの防寒対策は必須です。
寝心地が悪いから
キャンプ場はによっては硬い石がゴロゴロあったり傾斜していたり、普段布団で寝る環境に比べるとだいぶ寝心地が悪くなります。
寝ている時に地面がデコボコしていたら、そりゃ眠れないよね。。
他にも私は寝袋が苦手。
窮屈で寝返りもうち辛く、身体を動かしづらいせいか足先が冷えてしまい眠れません。
神経質(敏感・繊細)だから
私はやたら神経質なところがあり、ちょっとした音や光で眠れなかったり、寝心地が悪いといつまでも頭がさえてしまいます。
HSP(敏感で周りからの刺激を過度に受けやすい人)なのかもしれません。。
夫は真逆の人間で、段ボール一枚あればどこでも眠れる人なので本当に羨ましい!
これは性格なのでどうしようもない部分がありますが、いくつかの対策によってだいぶ眠れるようになりました。
キャンプで寒くて眠れないときの対策
昼間も寒い時期はストーブを持って行きますが、寝る際は安全のために必ず消します。
でもそこは寒~い自然の中。
さっきまでシャツ一枚で過ごせたはずのテント内も、どんどん冷えていき「寒いーー!」と中々眠れない。。
でも身体が冷える前に以下の対策をすればだいぶ眠りやすくなるのではないでしょうか?
プラス一枚の薄手の毛布
寝袋だけで寒い場合は、寝袋の中に一枚薄手の毛布を入れるだけでだいぶ温かいです。
寝袋の種類にもよりますが、我が家は綿のお安い寝袋なので保温性があまりないので、毛布一枚あるだけで全然違います。
羽毛は身体から発せられた熱を保温してくれるので、毛布を中に入れてしまうとそこで熱がシャットアウトされてしまうため、羽毛布団まで熱が届きません。
そのため羽毛で熱を保温して毛布でその熱を放出しないように、羽毛よりも上に毛布をかける方が良いのです。
おうちで使う羽毛布団も毛布は上にかけた方がいいんだぞ!
湯たんぽ・ホッカイロを使用する
これは定番ながら一番温まる方法です!
寝る前に、寝袋の中に湯たんぽやホッカイロを入れておけば、入った瞬間にポカポカ温か♪
ホッカイロは温かくなるまで時間がかかるので30分前には寝袋に入れましょう。
一つではなく2、3個入れておけば、一つは足元一つは腰一つはお腹など全身を温める事ができます。
湯たんぽは何度も繰り返し使用できるし、抱くようにして寝ることもできてホッカイロとまた違う温かさですぐに身体が暖まります。
家で使うこともできるので、一つ買っておいても損はないはず。
↓キャンプでおすすめの湯たんぽ。安く・軽く・保温性◎キャンプで使用している人も多い商品です。↓
使い捨てカイロの中でも温かい「マグマカイロ」の、靴下に貼るタイプは、本当に足がポッカポカになるのでめちゃくちゃおすすめです!
顔や首元を覆うものを使う
寝袋から出ている顔や首は寒いので、ネックウォーマーやマスクをして肌を覆いましょう。
ちなみに服装に関しては、あまり厚着するよりも肌着+薄手の長袖くらいの方が快適で温かく眠れます。
というのも、先ほど毛布の章でも書きましたが体温で寝袋が温まるので、必要以上に厚着をしてしまうと寝袋の本来の機能が果たせないからです。
とはいえ寝袋が薄くて寒い!という場合は当然厚着して下さいね
電気毛布を使う
最近、我が家にもとうとうポータブル電源が導入されました!
そこで念願だった電気毛布を使ってみると…。
暖かすぎる~!!!
もうね、11月下旬のふもとっぱらキャンプ場での寝袋内は常夏なの!?マレーシアなの!?というくらい寒さを忘れました。
正直ホッカイロとは比べ物にならなかった…。
冬キャンをを頻繁にやりたい!と思ってる人は、ポータブル電源の検討を強くおすすめします。
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キャンプで寝心地が悪くて眠れいないときの対策
傾斜していたり石がゴロゴロでこぼこだらけの地面でもなるべく寝心地が良くなるように考えた対策をご紹介。
厚めのマットレスやコットを使用する
厚めのマットレスやコットがあれば、どんな地面でも気にせず眠る事ができます。
地面を遠ざけるのは【寒さ対策】としても重要!寒さは地面からやってくるからね
我が家が使用しているのはフィールドアのエアーマット。
空気を入れるとかなりの厚みがあるので、どんなに地面が石でデコボコでも気になりません。
空気を抜けばコンパクトになるし、寝心地もいいので我が家はずっとエアーマットです。
寝心地をよくすると言えば、コットもおすすめ。
我が家も愛用しているwolfyokのコットは、組み立て簡単&寝心地&コスパも最高で、めちゃくちゃおすすめです!
地面が傾斜している場合は高い位置を頭にする
キャンプ場は地面が傾斜している場合は多々あります。
その場合は、寝たときに頭の位置が高く、足元が低くなるように設営しましょう。
頭の位置の方が低いと、頭に血が上りとても寝にくいです。
景色等も気になる所ではありますが、安眠の意味では【頭の位置が高く】なるように設営するのが一番です。
枕を持って行く
ホテルに行って枕が変わると眠れない!なんて人もいると思いますが、キャンプも例外ではなく。。
ちょっとかさばるけど、普段使っている枕を持って行くと安心感+寝心地の良さで、よく眠れる気がします。
家の枕じゃなくても、枕は絶対に持っていったほうがイイざます!
タオルを丸めた物や、ブランケットを畳んだものでもなんでもいいので、枕があると無いとでは寝心地が全然違います。
封筒型の寝袋を使用する
現在私が使用している寝袋はコストコで購入したコールマンの寝袋なのですが、いわゆる「マミー型」というタイプでピッタリと身体が収まるもの。
ピッタリとしている分、隙間ができにくく体温を逃しにくいのは良い点なのですが、正直窮屈です。
そもそも私は窮屈だったり締め付けるものが大の苦手
なので私と同じように窮屈が苦手と感じる人は「封筒型」と言われる長方形タイプの寝袋がおすすめ。
布団に近いので寝返りもしやすく、サイズ展開も豊富なので大き目を選んで子供と一緒に寝ることも可能。
2022年9月追記
封筒型の寝袋買いました!しかも羽毛!
と、言ってもの私用ではなく夫と息子用。
2人で寝れるようにダブルサイズの封筒型羽毛布団です!
この寝袋は4000gもの羽毛が入っており、真冬のキャンプでもTシャツ一枚で眠れるほど暖かです。
コスパもめちゃくちゃイイので、ほんとにおすすめ!
神経質(敏感・繊細)だから眠れないときの対策
耳栓やアイマスクを使用する
キャンプ場では【夜10時以降にはなるべく静かにする】のがルールですが、ルールが守れない人たちがいるのも事実です。
夜に車を走らせたり、酔っぱらって大声て話したり。
そもそもテントは遮音性が一切なく、こそこそ話でも聞こえてしまうくらいなので、【音】についての対策は必須。
耳栓は絶対あったほうがいいよ
テント遮光性がないものが多いので、アイマスクもあるといいですね。
↓私が10年以上愛用している大好きな耳栓
睡眠薬を飲む
私、あまりにキャンプで眠れなくて睡眠薬を使用したこともあります
でもねぇー、普段は使用しないからか体に合っていないからなのかわかりませんが、次の日がものすごくダルくなってしまい使うのを辞めました。。
身体に合っていて、睡眠薬があればよく眠れる!という方は、飲んでもいいのではないでしょうか?
あとお酒を飲むと確かに睡眠導入は多少良くなる気がしますが、すぐに起きてしまうのとトイレが近くなるので、飲むのであればほどほどにした方が快眠のためには吉です。
一緒に寝る人のイビキ対策をする
これは神経質な人じゃなくても気になるイビキ問題!
夫はイビキがうるさくて、イビキのたびに身体が横向きになるように体を押したり、起こしたりしているのですが、(横向きになるとたいがいイビキは止まる)めちゃくちゃ睡眠を妨げられます。。
こればっかりはどうしようもないところがありますが、なるべく【横向きで寝てもらう】のと、【口テープ】を使ってもらう事でだいぶ静かになってくれました。
【口テープ】はその名の通り、口をテープで軽く塞ぐものですが、正直完璧にイビキがなくなるわけじゃありませんが、あると無いとではだいぶ違います。
それに本人も「口が乾かず喉が痛くならない」ということで、家でも毎日使用しています。
ファミリーキャンプでもテントをわける
我が家は3人家族。
今まではロゴスのツールームテントで3人一緒に寝ていましたが、先日のキャンプで初めて2人用テントを2つ設営し【夫と子供】【私】と別かれて寝ました。
これは私の安眠のためもありますが、【いかに設営と撤収を簡単にするか】を考えた結果、設営簡単な小さなテントを購入することに。
疲れないキャンプについてはこちらもどうぞ!
だってツールームテントって設営も撤収もかなり面倒なんだもの。。
設営簡単で大満足!そして、私の睡眠の質もかなりアップしました!
確実に今までのキャンプで一番眠れた!
家族構成やキャンプ場によってはテントを複数建てるのが難しい場合もありますが、許される状況ならば【テントを分けて一人寝させてもらう】のが快眠の近道かもしれません。
↓我が家が購入したテント。お値段の割にしっかりした作りで設営簡単でお気に入りです。
眠れなくてもしょうがないと!と諦める
もう最終的には「1日くらい眠れなくなってイイやい!」と開き直ることです。
実際1日眠れなくても身体に大きな問題が起きるわけじゃありません。
とはいえキャンプで疲れた身体をなるべく休めさせたいですよね。
そんなときは【横になって目をつぶる】だけでも疲労回復の効果はかなり期待できます!
その情報をシャッドダウンし、横になる事でリラックスして副交感神経を優位にさせることで疲労回復が期待できます。
「眠れない眠れな~い!」と焦ってしまえばリラックスできないので、「眠れなくても横になって目をつぶってるだけでも回復はできる!」と理解しているだけでも、実際により多く回復できるはずです。
イヤホンで好きな音楽聞いたり、とにかくリラックスできるのが一番だよな
追記:ヴィックスヴェポラッブを塗る
「子供が鼻づまりや咳の際に塗ってもう」でお馴染みの【ヴィックスヴェポラッブ】がキャンプでの寝付きをよくすることに気づきました!
特に暑さを感じるときなど、鼻の下や胸に塗るとス~ッとしてとても気持ちイイんですっ!
鼻が詰まってるときなんかはもちろん寝やすくなるし、子供にも使えるしと、キャンプに持っていって損はない【ヴィックスヴェポラッブ】です!
ちなみに、ベポラップじゃなくて、ベポラッブだからね!←今気づいた。
大人気!フラミン子のInstagramでも解説しています!
2024年1月現在2万人のフォロワーがいるフラミン子のインスタグラムでも、キャンプでの睡眠対策について解説していますで、ぜひご覧ください!
キャンプでよく眠れない?私が経験した3つの原因と12の対策をご紹介!:まとめ
私自身、まだまだキャンプで満足な睡眠を得られません。
どうしても「なかなか眠れない・寝ても起きてしまう」となりがちですが、それでも色々な対策をしていくうえで、初めの頃に比べればだいぶ眠れるようになりました。
先日のキャンプでは6時間以上は眠れて気持ち良かった♪
「眠れないからキャンプに行きたくない!」となってしまうのはとてももったいないので、今回の私の対策が少しでも参考になれば幸いです。