ポータブル電源欲しい…、けど色々あってよくわかんない…。高いし…。
そんなあなたに!今回ご紹介する【BLUETTI EB55】はかなりおすすめ!
他のポータブル電源とは一味も二味も違うBLUETTIのポータブル電源はコスパも最高なので、ポータブル電源で迷っている人に自信を持っておすすめします。
我が家にとっても初めてのポータブル電源ですが、大満足でした!
- 安全性が高い
- 長く使えて、環境にやさしい
- コスパの良い
- ソロor3人までくらいがちょうど良い
上記に一つでも当てはまるポータブル電源が欲しい方はぜひご覧下さいワン!
※メーカー様から商品提供していただきました。
BLUETTI(ブルーティ)はどこの国の会社?安全性は?
まずはじめに、BLUETTIについて少しご紹介。
中華製でしょ?安全性は?怪しい会社なんじゃないの!?
と疑問をお持ちの方もいると思うので、まずBLUETTIを製造している会社について解説します。
BLUETTIはポータブル電源製造 世界No.1のメーカー「パワーオーク社」のブランド
BLUETTI(ブルーティ)は、2009年中国広東省深圳市で創業した「POWEROAK(パワーオーク)株式会社」が手掛けるブランドです。
パワーオーク社は、リチウムイオン電池の研究開発・生産における世界のトップ企業として、世界中の大手有名企業とパートナーシップを結び、共同で製品開発やOEM製品供給などを行なっています。
世界70以上の国でで販売していて、ポータブル電源システムの生産においては世界一の供給実績を持っているスゴイ会社なんです!
日本法人「BLUETTI JAPAN株式会社」が2021年に設立されたため、アフターサービスやサポートも安心できるようになりました。
BLUTTIの安全性や信頼性は?
パワーオーク社は蓄電池の研究開発において先駆者的な企業であり、リチウムイオン電池の中でも最も安全性の高い「リン酸鉄リチウム」をいち早くポータブル電源に搭載しました。(「リン酸鉄リチウム」については後程詳しく記載)
※BLUETTIのポータブル電源はすべてリン酸鉄リチウム電池を使用しています。
なので一般的なポータブル電源に使われているバッテリーよりも安全性が高く安心なんです!
また、2021年には【経産省Good Designアワード受賞】や【BE-PALアウトドアアワード受賞】など実績を残しています。
同じく2021年にはゆるキャン△とのコラボ商品も発売されています。
残念ながら現在は販売されていないようですが、ゆるキャン△ファンにはたまりません!再販希望!
なぜだか宮崎県国富町のふるさと納税返礼品にもなっていますよ。
BLUETTI EB55の詳細をチェック
BLUETTIが安心できるブランドであるとわかったところで、お次はBLUETTI EB55の仕様や外観など詳しくチェックしていきます!
BLUETTI EB55のスペック
バッテリー | PSE適合品、純正弦波 容量:168000mAh/537Wh 種類:リン酸鉄リチウムイオン電池 サイクル回数 : 2500回以上 充電時間:約7時間(デュアル充電で2時間) 動作温度 : -20℃~40℃ 充電温度 : 0℃~40℃ |
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対応周波数 | 50/60Hz |
出力仕様 | AC出力×4:100-200VAC 700W(瞬間最大1400W) Type-C×1:PD3.0 100W Max USB A×4:5V/3A シガーソケット×1:12V/10A 120W Max ワイヤレス充電:5W/7.5W/10W/15W DC出力×2 |
入力仕様 | AC充電:12~28V 200W Max ソーラー充電:12~28V 200W Max カー充電:12V/24V |
サイズ | L275×W190×H195mm |
重量 | 7.5kg |
カラー | グレー・オレンジ |
保証期間 | 2年間 |
ここすごい!ってとこは赤太文字にしてます
BLUETTIのポータブル電源のAC出力は、家庭用コンセントと同じ「純正弦波(正弦波)」を採用しているので、精密機器も安心して充電できます。
なのでポータブル電源で家電製品を使用する場合は必ず「正弦波」である必要がありますが、安価なポータブル電源の場合必ずしも正弦波ではないため購入の際はチェック必須の項目になります。
それぞれの家電の使用可能時間はこのような感じ。
BLUETTIの公式ページには、EB55でお手持ちの家電が何時間くらい使えるのかの「稼働時間シミュレーター」もあるので、そちらもチェックしてみて下さい。
保証が2年ついているのも嬉しいな♪
ちなみにBLUETTIの小型ポータブル電源は【268.8wh・537wh・716wh】の3種類の容量が販売されています。
今回ご紹介するEB55は537whで、ソロや3人家族であれば十分1泊のキャンプでも使えると思います。
4人以上のファミリーキャンプやたくさん電気を使いたい!と言う人は716whがおすすめです。(仕様はEB55とほとんど変わりません。)
EB55のセット内容
外箱が白くて文字部分が光ってるのがかわいい。
セット内容 |
ポータブル電源 (EB55)本体 |
ACアダプター充電器(90W) |
カーチャージャケーブル (XT60) |
MC4ソーラー充電ケーブル (MC4からXT60) |
ケーブルを束ねるマジックテープ |
取扱説明書 |
保証書 |
外観をレビュー
正面に全ての入力・出力ポートがまとまっており、ポータブル電源初心者の私でもわかりやすいのが嬉しい。
液晶も大きくて見やすく、出力値と入力値、バッテリー残量がひと目で把握できます。
左上に「ECO」の文字が光っていますが、これはBLUETTI特有のエコモードがオンになっている状態です。
一般のポータブル電源はAC出力をOFFにしないと電力を消耗し続けますが、ECOモードをONにしておくと、ACの出力が20W以下で4時間継続すると、システムが自動的にAC出力をOFFになります。
つい消すのを忘れちゃうドジっ子のフラミン子には最高の機能だぁ~
それぞれの出力ポートには電源がついており、使用するポートのみ電源を入れることで少しでも消費電力を抑えることができるようになっています。
両側面にはファンの通気口があります。
ファンは電力の総負担が30%を超えた場合に作動。
ファンの音もそんなに大きくなく(ポータブル電源の中では静かな音)、あまり気になりません。
背面にはLEDライトが搭載されており、弱・強・点滅(SOS信号)の3段階で光ります。
かなり明るいのでキャンプや車中泊はもちろん、災害時に助かりそう~♪
上部はワイヤレス充電ができるようになっています。
取っ手は収納式になっているので、フラットになるのも嬉しいところ。
取っ手は裏側にはすべり止めのゴムが付いているので、しっかり握れて手も疲れません。
底面四隅にはゴムパッドがついており、テーブルの上でずれたりすることもなく安定してい使用できます。
こちらはフラミン子がBLUETTI EB55を持った様子です。(身長170㎝と一般的な女性よりだいぶデカイのはすみません)
コンパクトだし、重さも7.5kgとそこまで重くないので、か弱い私でも片手で簡単に持つことができました♪
BLUETTI EB55のスゴイ特徴6選!
BLUETTI EB55ならではの素晴らしい特徴を6つご紹介します!
安全性が高い
ポータブル電源で一番気になることと言えば【安全性】ではないでしょうか?
ポータブル電源は年々普及していますが、同時に発火や爆破などの事故も増えていますよね。
消費者庁が2017年~2022年に集めた情報によると、焼け跡でポータブル電源が見つかった火災は全国で少なくとも55件発生しています。
その多くがポータブル電源(リチウムイオン)を充電中に起きています。
しかし!BLUETTIのポータブル電源は、他の製品と比べて安全性が格段に上がっています!
その秘密は「リン酸鉄リチウムバッテリー」を採用していること!
上記の図はリチウムの種類と安全性を表したものになります。
図を見ていただくとわかる通り、一言に「リチウム」と言っても何種類もあり、その中でも「リン酸鉄リチウム」が一番エネルギー密度が低く、安全性が高いのが分かります。
一般的なポータブル電源に使用されているのは「三元系リチウム」と呼ばれるリチウム電池は、220℃以上で熱分解を起こす危険性が高く、実際に火災や爆発などの事故が起こっています…!
しかしリン酸鉄リチウムはリン(P)と酸素(O)の結合が強く安定しているため、600℃まで熱分解が起こらず安全性が大幅に向上しています。
ポータブル電源に詳しい人から言わせると、「もう三元系のポータブル電源を買う必要が一つもない。これからは絶対にリン酸鉄リチウム電源を選択すべし!」と豪語されていました!(安全性と耐久性から三元系は衰退していくのは確実視されている)
しかしBLUETTIは、高い技術力でその問題をクリアし、小型ポータブル電源にも「リン酸鉄リチウム」を採用することに成功しました。
そして今回ご紹介しているEB55は、災害時に有効に活用でき安全と認められる防災用品として、一般社団法人防災安全協会の定める「防災製品等推奨品」認証を取得しており、その安全性が証明されているんですよ
電池の寿命が長い
リン酸鉄リチウムのもう一つの特徴は【寿命が長い】ということ。
一般的な「三元系リチウム」は、充放電サイクル数500〜800回なのに対し、「リン酸鉄リチウム」は2500回以上と3倍以上も長持ちするのです。
毎日充電すると「三元系」なら約2年、「リン酸鉄リチウム」なら約7年の違いに!すご~!
毎日も充電しないやい!と思う方も多いかもしれませんが、長寿命なのは他にも大きなメリットが。
例えばBLUETTIのポータブル電源はパススルー充電(充電しながら給電できる)に対応しているのですが、車でシガーソケットから充電(またはソーラーパネルで充)しながら、スマホに給電してもバッテリーにダメージがあまりありません。
バッテリーの寿命を気にせずパススルー充電ができるのは大きなメリットです。
安定した給電ができる
リン酸鉄リチウムは低温環境性能が優れているため、-20℃の環境でも給電が可能です。(充電は0℃〜40℃)
キャンプでは氷点下になる事も少なくないので、-20℃まで使えるのは安心!
そしてリン酸鉄リチウム電池は、放電中の電圧変化が小さいため、電気を安定供給できるのもスゴイところ。
シガーソケット出力を使用した電動ポンプなど、他のポータブル電源では動かなかったものが、BE55では動いたなど、安定供給についての評価は高いです。
定格700W(瞬間最大1400W)の出力
537Whの容量であれば、多くのポータブル電源の場合定格500W出力のものがほとんどですが、BE55は700Wまで出力できます。
当然W数が大きいほど多くの家電が使えるので、これはとてもありがたい。
700Wなのでドライヤーは使えないものの、コタツやミキサーなど多くの家電製品が使用可能です。
出力ポートが多い
出力ポートが多いのも魅力。
特にAC出力は4つあるのは嬉しい!(このサイズだと2つしかない物も多いので)
タコ足配線に必要なコンセントも必要なく、スッキリ使えるのが良いです。
USB出力も4つあるので、家族それぞれのスマホやゲーム機など充電に困りません。
コスパ最高!(価格が安い)
そして何よりコスパが最高!!
先ほども述べたように、「三元系リチウム」は、充放電サイクル数500〜800回なのに対し、「リン酸鉄リチウム」は2500回以上と3倍以上も長持ちします。
そのことをふまえて考えると、安価に見える三元系リチウム電池のポータブル電源は、リン酸鉄リチウムのものに比べると、3分の1の寿命しかなく、結果高い買い物になってしまいます…!
安全性を考えても、今買うなら絶対リン酸鉄リチウムのポータブル電源なのですが、その中でも【BLUETII EB55】は抜群のコスパの良さです。
リン酸鉄リチウム電池を採用しているポータブル電源は他にもEcoFlowやAnkerで発売されていますが、EB55の容量では私が調べた限りBLUETIIが最安です。(2022年12月現在)
- BLUETII EB55(537Wh) 公式サイト価格 59,980円
- EcoFlow 64,900円
- Anker535(514Wh) 64,900円
※2022年12月現在の価格です
BLUETTI EB55を実際にキャンプで使ってみた!
11月下旬のふもとっぱらキャンプ場で、実際にBLUETTI EB55を使用してみたのでご覧下さい!
出発前にクーラーボックスにBLUETTIを収納
「専用ケースがないけど、そのまま持って行くのも不安だな~」と思っていたら、なんと家にあった使っていないクーラーボックスにぴったしカンカン!
ハードタイプなので上に物を載せても安心♪
我ながらダサいけど、安心感はすごいのでおすすめです(笑)
キャンプ場でEB55をセッティング
軽くてコンパクトなので、どこにだって持ち運べる~!
そしてどこに置いても、さほど邪魔にならないのはこのサイズだからこそ。
「鹿番長のアレ」でお馴染み、キャプテンスタッグのアルミローテーブルがぴったりサイズだったので、台として使いました。
スマホやゲームの充電、電気毛布に大活躍!
早速色々な物を充電!
ゲーム機を充電できるのは息子にとってかなり嬉しかったらしく、テンションあげあげに(笑)
ワイヤレス充電もかなり便利で、「充電ケーブルがない!」と探し回る心配もなく、とても快適です。
夜には電気毛布を使用しポッカポカでめちゃくちゃ快適に眠れました!!(当日の夜の温度は5℃くらいだったと思います)
電気毛布は良いよと何度も聞いていたものの、「ホッカイロやゆたんぽで十分じゃい!」と啖呵を切っていた自分を殴りたい気持ちです…!
冬のキャンプ、電気毛布最強すぎる…。
BLUETTI EB55はどのくらい使えた?
今回のキャンプでは、昼間にゲーム機(任天堂スイッチ)を50%から100%にし、スマホを20%ほど回復させました。
夜には電気毛布(最大55Wで「弱」設定)を9時間、もう一つの電気毛布(最大40Wで「強」設定)で7時間使用。
朝まで電気毛布が切れることなく使えましたが、BE55本体を確認してみると電池残量はゼロ。空になっていました。
電気毛布2枚であれば、一晩十分にもつことがわかったので、これからの冬キャンは無敵開脚キャンパーだい!
BLUETII EB55の充電時間は?
空になったので、家に帰ってから充電してみました。
付属されているACアダプターで朝の10時13分に充電開始!
充電終了したのが、夕方の5時35分ごろでした。(ずっと確認していたわけではないので、もう少し早い時間に完了したと思います。)
約7時間かかりました。
決して短い時間ではないですが、一晩あれば空から満タンにできると考えれば悪くないかなと思います。
別売りの急速充電用ACアダプター(200W)と組みわせると、最大400Wの急速充電ができ、約2時間で完全に充電されます。
別売りのソーラーパネルは最大200Wの充電ができるので、4時間もあれば空から満タンにできます。
パススルー充電もできるので、ソーラーパネルでポータブル電源に充電しながら、他の機器に充電できるのはうれしい。
ソーラーパネルも欲しくなってきた~!
BLUETTI EB55のメリットデメリット
実際にBLUETII EB55を使ってみて感じたメリットデメリットをご紹介!
デメリット
- 最大入力200W対応ながらも、付属の充電ケーブルでは最大90Wまでしか出力できないこと
- ディスプレイがすぐに消えてしまう
ちょっと残念だなと感じたのは、最大200W入力ができるのに付属のACアダプターでは90Wでしか充電できないこと。
別売りで200WのACアダプターが販売されているなら、はじめから付属しておいてほしかった…
けど、安く販売することを考えればこの選択は仕方なかったのかもしれませんね…。
そしてもう一つはめちゃくちゃ小さなことなんですが、ディスプレイ表示がすぐに消えてしまうのがちょっと残念。
「何ワットで充電してるのかな~」と面白くながめている、パッと消えてしまう。
別にまたつければいいのですが、ちょっとだけもどかしいです。
メリット
- リン酸鉄リチウムイオン電池の安心感半端ない
- コンパクトで重くないので車に積載時場所を取らなくて良い
- AC出力が4つあるので、コンセントが足りない!という事がない
- 車で充電できるのが便利(パススルー充電ができる)
- 出力700WまでOKなので、多くの家電製品が使える
実際に体感することはまだないのですが、「リン酸鉄リチウム電池」を使用しているという事実が、とても安心感があります。
バッテリーの劣化を気にせずガンガン充電できるし、時には充電しながら給電するパススルーだって気にせず使えちゃう!
そして安全性が高いのも本当に安心材料です
キャンプは火を扱うことも多く、夏には恐ろしいほど熱くなる車内にキャンプ道具をのせて移動しなければならず、ポータブル電源を使うことに不安を感じてる人も少なくないと思います。
しかし安全性の高いリン酸鉄リチウムのBLUETTIのポータブル電源なら、発火や爆発の心配もなく安心して使うことができるのは大きなメリットです。
サイズが小さいので、車の積載時に場所を取らなくて良いのは我が家にとって大きなメリットでした。(荷物がやたら多くていつも車内がパンパンなので)
コスパ最強のBLUETTI EB55を徹底レビュー!:まとめ
いや~、ポータブル電源について知れば知るほど、BLUETTIのポータブル電源の性能のよさに驚きます
最後にちょっとだけ別の角度からお話しすると、一般的なポータブル電源で使われている三元系リチウムは「コバルト」と言う希少金属を使用しているためコストが高く、また原産国であるコンゴでは労働環境が問題となっています。
「命を削って掘る鉱石」とも呼ばれており、コバルトの粉塵は人体へ悪影響を及ぼしますが、コンゴでは幼い子供たち生活のため素手で採掘しています。
三元系リチウム電池は安全性に不安があるだけでなく、採掘者の健康にまで害を及ぼしていることを考えると、コバルトを使用せず資源豊富な鉄を使用しているリン酸鉄リチウムを選ぶ理由が更に1つ増えますね
安全性・長寿命・コスパどれをとっても素晴らしい【BLUETTI EB55】!
ポータブル電源どれにするか迷っているなら、確実におすすめします!
容量が大きいタイプ↓