今回ご紹介するのは、神奈川県愛川町にある「田代運動公園」に隣接している中津川河川敷です
ここは神奈川県のキャンパーで知らない人は少ないんじゃないかと思うほど、大人気の野営地です。
季節問わず週末にはキャンパーがたくさん!
野営地なので当然無料で利用できますが、周りは自然が多く、トイレもきれいでアクセスも◎と、お金をとっても良いのじゃないか?と思うほど素敵な場所です
そんな田代運動公園河川敷で年越しキャンプをやってみたので、河川敷の詳しい様子を含めてぜひご覧下さい♪
田代運動公園の河川敷ってどんなところ?
神奈川県愛川町にある田代運動公園河川敷は、河川敷へ直接車を乗り入れる事ができるため、キャンパーに大人気の無料の野営地です。
周辺にはたくさんの自然が広がり、綺麗な川や山を眺めながらキャンプが楽しめます。
近くのトイレがとても綺麗なのも人気の理由です。
田代運動公園河川敷へのアクセス
〒243-0306 神奈川県愛甲郡愛川町田代
車と公共交通機関でのアクセス方法についてご紹介します。
車
都内からでも高速を使えば1時間ほどで到着するワン!
最寄りの圏央道相模原愛川ICからは10km20分ほどで到着します。
車の出入り口はここの一か所だけ!
Googleマップをナビにして行く際は「田代運動公園」ではなく、「中津川河川敷(田代)」を目指してくださいね。(入り口が異なります)
公共交通機関
電車の場合は都内から2時間以上はかかります。
最寄り駅は小田急の本厚木駅。
駅から神奈川中央バスに30分程乗り「愛川田代局前」で下車。徒歩5分程で到着します。
田代運動公園のトイレ
河川敷に近いトイレは2か所あります。
田代運動公園公衆トイレ
河川敷入り口から徒歩1分ほどで着きます。
外観もとても綺麗なトイレです。
手洗い場も複数あり鏡も付いています。
ウォシュレット付き&暖房便座で、とても快適できれいなトイレです。
水くみは禁止。
トイレの手洗い場は、あくまでもトイレを使用した時にのみ使用できます。
募金箱もありました。
田代球場隣、公園のトイレ
もう一つは、地図上で「赤丸矢印に公園」と記載されている場所になります。
トイレの外観。
こちらも複数の手洗い場あり。
公園内のトイレです。女子トイレには和式しかりません。
障がい者用トイレには洋式がありますのよ
田代運動公園河川敷は、遊歩道に沿って階段となっており、徒歩でならどこからでも歩道に上がれるようになっています。(上記地図、黄色の縦線のところ)
なので、キャンプをする場所によっては「公園トイレ」の方が近いです。
田代運動公園の周辺施設
- たからや フレサ半原店(食品スーパー)
河川敷から3.9km 車で8分
営業時間 平日10時~21時 土日祝9時半~21時 - 戸倉屋商店
河川敷から1.3km 車で4分
営業時間 7時半~19時(木曜定休) - コメリハード&グリーン愛川店(ホームセンター)
河川敷から800m 車で3分
営業時間 9時~19時半 - ローソン 愛川田代店(コンビニ)
河川敷から600m 徒歩8分
24時間営業
河川敷から一番近いコンビ二は、徒歩でも行ける距離なので、食材やお酒が足りなくなったときにはとても便利!
②戸倉屋商店はキャンプに必要な道具や薪が販売されており、キャンパー御用達のお店なので一度訪れてみると面白いと思います。
食品スーパーやホームセンターも近いので、キャンプに必要な物は現地ですべて調達できますよ
田代運動公園の遊具や周辺の様子
田代運動公園の周辺には小さい子供が喜びそうな公園や、散歩に気持ち良い遊歩道などがあります。
先ほど紹介したトイレがある公園。
すべり台やブランコなど子供が喜びそうな遊具があります。
こちらは新しい遊具。小学校低学年までくらいの子供は大喜びです!
開脚キャンパーも大喜び!(他に人がいなかったもんで遊んじゃいました…)
こちらも新しくできたスケートパーク。
日曜日に訪れた際は、若者たちがスケボーを楽しんでいました。
もう一つ、河川敷のすぐそばに何もない公園があります。
ここでは、ラジコンをやっている人がいました。
河川敷の遊歩道は歩くだけでも気持ちが良い♪
春は桜がきれいだろーなー
ウォーキングしている近所の方もたくさん。
なぜだか、川の色が白っぽかったですが、夏には川遊びも楽しめます。
浅瀬もあり。
球場も。先日はここに救急ヘリが離着陸していました。
近くにはウォータースライダー付きプールもあるので(大人300円、小人150円)、夏には川とプールいっぺんに楽しめるようです。
2024年3月まで河川敷では工事をしており一部立入禁止となっています
2024年1月に訪れてみると、遊歩道側から見て左側の一部が、洪水対策工事のため3月15日まで立入禁止となっていました。
反対側の先端は伐木除根整備工事のため、2024年3月29日まで立入禁止となっています。
工事は伸びる可能性もあるので注意してください。
周辺の他の河川敷はコロナ禍がすぎて空いてきたところも多いですが、田代運動公園の河川敷は相変わらずの人気で2024年1月の日曜日にもぎっしりテントと車が並んでいました。
田代運動公園でキャンプをしているのはどんな人たち?
田代運動公園でキャンプをしている人達はどいういったキャンパーが多いのか?
私の印象では“ソロキャンプ”をしている人がとても多かったように思います。
次にファミリーキャンプ、グループキャンプといった感じで、5:3:2位の割合いだったでしょうか。
他にも、年配のご夫婦や、少人数の友達同士といった人たちも見かけました。
当日はデイキャンプにきている人がいたり、夜9時頃に撤収している人たちも。
野営地なので自由ですね
そして、皆さんキャンプ道具がすごい!
かなり本格的なキャンパーの方も多くいました。
それにしても、こんなにソロキャンパーっていたんだ!と驚くくらい、1人で来ている方が多かったです。
暖かいシーズンにはグループキャンプが多くなる印象です。
田代運動公園河川敷で年越しキャンプしてみた
2019年12月31日、A.M.10:00頃到着!
実は、12月上旬の日曜日にも下見で来ていましたが、その時はかなり満員の状況でした。
今回はまとまった休みだし、場所がないかもしれない。。と、かなりドキドキした気持ちで到着したわけですが、全く問題なく場所が取れました。
というか、ガラガラ(笑)
ちなみに、夕方にかけてどんどん帰っていき更に少なくなりました。。
やっぱり、大晦日は家でゆっくりしたい人が多いんですかね?
テント設営&お昼ご飯
と言うことで、ばっちり場所を確保したところでテントの設営開始!
重いけど設営が超簡単なFIELDOORのタープと、コストコで購入したロゴスのツールームテント。
テントとタープの間にのれんのようにぶら下がる幕は、、、後で詳しく説明します(笑)
テントを設営するときに思ったことは、とにかく地面が固くてペグが入っていかない!!
タープに付属されていた細いペグでは全く歯が立ちません。。曲がる曲がる(笑)
エリッゼステークの鍛造ペグで無事に入ってくれましたが、
抜いた時曲がってた。。
それほど固い地面です。
史上最強の鍛造ペグと言われているだけあり、本当に強く今まで曲がったことがありません。かなりおすすめです。
お肉焼いたり、バナナ焼いたり。
チョコレートバナナ焼きはめちゃおすすめです!!
アツアツとろとろのバナナとチョコをスプーンですくって食べる。
美味しすぎて、BBQやるときは必ず作る定番に
ちなみに、バーベキューコンロはこちら
収納時はアタッシュケースのようになり、鉄板と網、脚すべて入るので持ち運びが楽です。
焚き火台にも使えて灰も落ちないので、最近はこればかり使ってます。
周辺を散歩&注意事項
お腹が膨れたところで少し周辺をお散歩。
河川敷の真ん中では、一束500円で薪を売る軽トラックが止まっています。
週末だけ売りに来ているようで、午後4時ごろ帰りました。
息子はストライダーの練習をしたり、公園で遊んだり、コンビニに行ってアイスを食べたりとても楽しそう。
河川敷遊歩道を歩いていると、こんな看板があったワン!
入り口の看板にも注意事項が書いてあったのでまとめると、
- 河川敷の石を使用して焚き火をするのは禁止(石が黒く焼け美観を損なうため)
- ごみは持ち帰る
- 周辺での水汲み禁止
- ドローン禁止
- 深夜の花火、大声等禁止
直火は禁止なんですよね。これは守られていません。
焚き火後だろうと思われる黒い石がたくさん
ルールはしっかり守りましょう!!
夜の準備&夕飯
P.M.2:30頃には河川敷のほとんどが日陰になります。
当日は年末とは思えない暖かさで、日が当たる時間は20度近くありました。
しかし、日が陰ると急に寒くなっていきタープに幕を付けることに。
三方向に全面の幕を付けて(一つはジップ付き)、テントとタープの間には半分丈の幕を付けました。
タープとテントの間に隙間ができてしまうので、それを塞ぐために付けました。
かな~り不格好ですが、暖かいです
幕を付けてストーブを付けるとポカポカ♪
夕飯はお鍋!
夕飯も食べてまったりタイム。
外はかなり冷え込みましたが、ストーブのおかげで全然寒くない。
当日は快晴だったので星空に期待しましたが、やはり周りが明るいためか、期待したほど星は見えませんでした。
大晦日だというのに、12時を待たずに就寝(笑)
テント内が暖まっていたのですんなりと眠れました。
たまに暴走族の爆音がひびきましたが。。
ちょっとここで余談ですがキャンプの時、夜中にトイレに行きたくなる時ありますよね?
トイレが近い時は良いですが、遠い時は困りませんか?
男性なら色々な方法があるかもしれませんが、女性の場合はそうはいかない。。
今回のキャンプはトイレも遠いし、夜中に一人で行くのが怖そうだなと思い、気になっていた携帯トイレを購入。
恥ずかしながら夜中に実際に使ってみましたが、
感動!
ピッタリとはまり(笑)問題なく用を足すことができました。
普段は車に入れといても良いし(当然男性も使えます)一家に一個あっても良いかと。
翌朝・元旦
ストーブは安全のため消して寝ましたが、そこまで寒い思いもせず起床。(足は冷たかったけど。。)
元旦らしく、霜が降りていてとても寒い朝でした。
池のようになっている場所の水は凍ってたワン!
朝食を食べて後片付け。
次の日は、早い時間から予定が入っていたので10時には帰りました。
帰りに立ち寄った温泉は七沢壮。
ここの温泉はぬるぬるとしていて、湯上りは肌つるつる!
シャワーで体を洗っていると、いつまでもぬるぬるが取れないので何でだ??
と思っていたら、シャワーも温泉でした(笑)
とても贅沢に温泉を満喫できます♪
何度も訪れるお気に入りの温泉です。
田代運動公園河川敷でキャンプをやる際の注意点
田代運動公園の河川敷でキャンプをやる際の注意点をまとめました。
- 直火は禁止。(焚き火の際は焚火台を使用)
- 地面が固いのでテントやタープの設営には鍛造ペグが必須
- 水道は無し
- 地元の方に迷惑がかからないように、マナーを守ってすごす(大きな音を出さない等)
- ゴミは必ず持ち帰る!
一番気を付けて欲しいのが、直火とゴミについて。
ここだけではなく中津川河川敷はすべて直火禁止です。
焚き火の際は必ず焚き火台を使用し、炭は火消し壺などに入れて持ち帰りましょう。
最後に、田代運動公園河川敷は無料で利用できますが、仮設トイレや清掃には時間もお金もかかります。
愛川町の職員の方やボランティアの方に感謝をして「使わせてもらっている」という気持ちを忘れずマナーを守っていきましょう!
田代運動公園河川敷キャンプ:まとめ
初めて、無料のキャンプ場を利用しましたが、とても快適でした。
炊事場がなかったので心配していましたが、汚れた食器はウェットシートで拭いてざっと汚れを落とせばまた使えるし、家に帰ってから洗えば問題なし。
冬なのでお風呂に入れないのも大丈夫
今回の同じタイミングでキャンプをしていた方たちの多くは、しっかりとルールを守り、後片付けもちゃんとしていました。
ただ、河川敷のいたるところに直火の跡があったり、ゴミが捨ててあったりと、マナーを守らない人たちがいるのも事実です。
混雑する時期はゴミがもっと増えるようで、この状況が続くならば河原でのキャンプができなくなる可能性もあります。
あくまでも、「使わせてもらっている」という意識を忘れず、しっかりとマナーを守っていつまでもキャンプができる場所にしていきたいですね。
野営地で必要な道具をチェック!↓