最近はキャンプばかりやっている我が家。
今までは私が
寒い時期のキャンプなんて絶対イヤッ
と頑なに拒否っていたため、秋~冬のキャンプはやったことがありませんでした。
が、しかし最近は私もすっかりキャンプの魅力にはまってしまい、
別に寒い時期にやってもいいけど(何様)
と夫に伝えると、検索の鬼と化した夫はキャンプで使えそうなストーブを調べまくり、長らく悩んだ末「コロナ対流型石油ストーブ」を購入。
お値段も安く、見た目もかわいいし、何よりすごく暖かくなるのでかな~り気に入りました♪
実際にキャンプで使ってみた感想をお話ししますワン♪
【SL-5121(SL-5122)】コロナ対流型石油ストーブスペック
商品名 | CORONA 石油ストーブ SL-5121(SL-5123) |
サイズ | 高さ553×幅460×奥行460mm |
暖房の目安 | 木造(戸建):13畳まで(21.5平方メートル) コンクリート(集合):18畳まで(29.5平方メートル) 暖房出力:5.14kW |
タンク容量 | 6.0L |
質量 | 9.9Kg |
その他 | [乾電池別売]単一形/2個使用 |
今回我が家が購入したのは「木造住宅で13畳まで暖ままります」というもの。
17畳用と迷いましたがテント内はそんなに広くないし、燃費が良い方がよかったので小さい方にしました
このサイズで十分暖かいし、燃費も大きい方よりも良いです。
重さは10㎏程なので、女の私でも余裕で持ち上げられます。
灯油が6ℓ入るので満タンの状態だと15㎏位になりますが、それでも持ち上げられない重さではないです。
こんな感じで、蓋と取っ手の部分が外れます。
点火は初めのうちは少し手間取りますが、慣れてしまえばとても簡単。
消火する時は、つまみを左にまわしきるだけ。これも簡単。
残量もわかりやすい。
ちなみ上の画像は0を指していますが、まだ灯油は結構入っていました。
この写真を撮った後、気温15度程の中、弱~中程度の火加減で3時間点火していました。
あくまでも残量は目安ですね
単一型乾電池を2個使用します。別売りなので注意。
コロナ対流型石油ストーブをキャンプで使ってみた
11月上旬の富士山の麓にある「ふもとっぱらキャンプ場」にて実際に使ってみましたが、とにかく暖かい!
気温は昼間はストーブ無しでも暖かいくらいでしたが、
朝晩は冷え込み、5度くらいにまで気温は下がったと思います…!
我が家のテントはサイズ440㎝×290㎝のロゴスのツールームテント。
リビングスペースにストーブを置き、締め切ると(換気のためにある程度は開けますが)朝晩でもシャツ一枚で十分過ごせるほど暖かかったです。
一番暖かくなるのは、上部。水が沸騰するほどなのでその熱気はすごい。
その上部の熱がテントの天井に当たり、対流を起こしてテント内全体を暖めてくれます。
テントやタープがない場所に置いても、周りはかなり暖かくなりますよ♪
そばに座っていればあっという間にポカポカになれるので、何もない屋外でも十分温まります。
そして、年越しキャンプと称し、12月31日~1月1日に神奈川県愛川町の「田代運動公園河川敷」にてキャンプをしました。
朝には池に氷が張るほど寒かったのですが、ストーブを付けたテント内はとても暖かかったです。
やっぱりシャツ一枚で過ごせた!
ストーブを使う際は必ず換気し、就寝時は消してください。
一酸化炭素中毒の恐ろしさについてはこちらも必読!↓
⇒キャンプの危険性を徹底解説!注意点や気を付けることを詳しくご紹介
燃費は?
灯油は別の容器に持っていき、現地で移し替えたのですが、メモリの半分くらいまで入れました。
夕方4時ごろに冷え込んできたので点火し、10時に就寝の為一旦消しましたが、夜中に寒くなり2回点火。
各20分ほどだったでしょうか
そして朝にも3時間ほど点火し、炎の大きさは中~強で、合計9時間は点火していました。
結果、メモリの半分まで入れた灯油はメモリが0を指しほぼ無くりました。
が!!スペックの章でも述べたように、その後そのまま使用してみると、15度程の気温で「弱~中」くらいで3時間点火できたので灯油は結構残ってました。
なので満タンにすれば、雪中キャンプでも1日十分にもつと思います!
料理の保温に最高!
今回のキャンプではすき焼きを作ったのですが、ストーブに載せるとずっと温かいので最高です♪
熱くなったお湯を保温するのであれば、弱火でも十分です。
キャンプ用のコンロならこちらがおすすめ↓
そしてあると便利なのが五徳!!
すき焼きやシチューなど、五徳なしでそのまま置いておくと焦げてしまうので、保温目的でストーブの上に鍋を置く場合は、五徳を使用したほうが絶対にいいです。
五徳があると鍋が落ちる心配もないし、お子さんと一緒にキャンプに行かれる方はあった方が安心です
灯油は現地で入れよう
灯油をストーブの中に入れたまま車に乗せると漏れてしまうので、灯油は灯油缶に入れていき現地で入れましょう。
我が家の灯油缶はこちら↓
1,000円ちょっととお安いし、色もお気に入り&ノズル付きなので便利ですよ!
コロナ対流型ストーブのメリットデメリット
実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをご紹介!
デメリット
- メモリが正確ではないので灯油残量がわかりにくい
- 重い&デカイ
先ほどもお話ししましたが、灯油の残量が目安程度にしかわからないのでちょっと不便です
重さは10㎏ほどでずっと持つには重いですが、家→車→テントくらいしか持って移動することもないので、許容範囲かな。
あとは大きいので、車の積載量と相談はしておいた方が良さそういです。
メリット
- とにかく暖かい!
- 見た目がレトロで可愛い
- 料理を保温できるので暖まりながらアツアツの料理を楽しむことができる
- 電源が必要ないので、防災グッズとしても優秀
なんといっても、とにかく暖かい!!
キャンプでの狭い範囲の暖房という目的なら、十分すぎるほどの暖かさです。
見た目が可愛いのも、使っていて楽しいし、おしゃれキャンプの邪魔にもなりません。(うちはそもそもお洒落キャンプじゃないけど。。)
石油ストーブと組み合わせると安心安全のもの
ストーブは熱くなるので、お子様がいる場合使用するのはちょっと不安ですよね。
これがあれば、安心できる!というものをご紹介しますワン!
尾上製作所のマルチファイアテーブル
子供がいても安心して焚き火をするために購入したテーブルですが、ストーブでも使用したらとても安心な上、便利でした。
お鍋をストーブの上において、囲みながら食べるのは最高だよな♪
子供もこの中に入っていこうとはしないので、かなり安全性は高まると思います。
このテーブルがあれば、普通のテーブルの役目はかなり少なくなるほど、使いやすいテーブルです♪
自作ストーブガード
丸形ストーブ用のストーブガードって高いんですよね。。
で、考えて作ったのが、こちら!
カインズホームのメッシュネットを組み合わせて作ったのですが、まさにジャストフィット!
ジャストフィット過ぎて、ネットが熱くなるんじゃございませんの?
そう思いますよね~。でも大丈夫!全く熱くなりません。
その辺の詳しいことや、材料についてはこちらをどうぞ↓
キャンプでコロナ石油ストーブを使用する際は一酸化炭素中毒に気を付けよう!
石油ストーブをテント内で使用するときに絶対気を付けてほしいのが換気です!
石油やガソリンなど炭素を含む物質が燃える際、酸素(空気)の供給が十分な場合は完全燃焼して「二酸化炭素」(CO2)が発生しますが、酸素の供給が不十分な場合は不完全燃焼を起して一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素を吸うと頭痛やめまい、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい症状を一酸化炭素中毒と言います。
それが不足すると、たちまち不完全燃焼状態となり、一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素は無味無臭で発生していてもわからないから怖いのよ
一酸化炭素中毒による死亡事故は実際にたくさん起きていますが、最近では2021年1月カモ猟に出かけテントに宿泊していた50代~70代の男性3人が、一酸化炭素中毒で死亡したという痛ましい事故がありました。
基本的にテント内での使用は控えてほしいのですが、やむを得ず使用する場合は必ず換気をしてください。
- 閉め切らず一部開けておく
- ベンチレーションがあればしっかりと開いているか確認する
- 1時間に一回は大きく開放ししっかりと換気をする
- 一酸化炭素警報機を使用する。(テント内の一酸化炭素の濃度を感知し、アラームで危険を知らせてくれます。)
コロナ対流型石油ストーブ【SL-5121(SL-5123)】:まとめ
実際にキャンプで使ってみると、本当に暖かくて最高でした!
「対流型」というだけあって、上に熱が放射され天井や壁に当たりぐるっとまわって、テント内全体が暖かくなるといった感じでポカポカに♪
ちなみに、最後まで迷った「TOYOTOMI (トヨトミ) レインボー 対流形石油ストーブ」
レビューを目に穴が開くほど見て比べた結果、コロナストーブの方が暖かいとのこと&評価が高かったのでコロナに決めました
あまりの違いにビックリしました。(レインボーストーブは小さくてかわいいですけどね。)
お値段もコロナの方が7,000円以上安いのも大きなポイントです。
電源が必要ない石油ストーブは防災の点から見ても、一台持っておくと安心な防災グッズ。
ぜひ、皆さんもキャンプで使ってみてはいかがでしょうか?
キャプテンスタッグとコラボしたモスグリーン色のコロナストーブもめちゃくちゃカッコイイです!↓