今回ご紹介するのは、キャンプ(野営)におすすめ!三浦半島は油壺の「荒井浜」です!
油壺と言えば「※油壺マリンパーク」のイメージしかないぞ。。
「油壺マリンパーク」はもちろん楽しいところだけど、油壺にはとても綺麗な海があるのよ
2022年3月現在は【京急油壺温泉キャンプパーク(キャンプ場)】がオープンしています。
油壺には、3カ所の海岸があり水質が良いことから毎年多くの海水浴客が訪れます。
その中の2つ、「荒井浜~胴網海岸」にかけては海岸沿いをずっと歩けるようになっています。
その海岸沿いには点々と野営に適した場所が存在していますが、あまり知られていないため人は少なめ。
そこで、今回はそんなキャンプ(野営)におすすめのポイントを細かくご紹介していきたいと思います!
荒井浜へのアクセス
車の場合、油壺の荒井浜へは都内から高速を使えば1時間半ほどで到着します。
最寄りの衣笠ICから30分ほどで到着。
ただし、休日や夏のハイシーズンにはかなり道が混むため、高速を下りてから時間がかかるかもしれないワン!
ハイシーズンは朝早くに行くことをオススメします。
電車の場合は「京急三崎口駅」で下車し「京急油壺マリンパーク行」バスに乗り換え20分ほどで到着。
駐車場
数字をクリックすると利用時間や料金が表示されます。
荒井浜海水浴場の専用駐車場はありませんが、油壺湾一帯に4カ所の駐車場があります。
野営などで泊まることを考えると、①の「三浦市営油壺駐車場」がおすすめ。
なぜかというと、一応営業時間は8時~17時となっていますが、バスの停留所にもなっている駐車場のため閉鎖はされないからです。(24時間出庫可能)
なので、基本的に帰るのは何時でもOK
ただし、日をまたぐ場合は入庫時に受付の方にその旨を伝えて、二日分の駐車料金を支払いましょう。(朝早く出庫する場合は一日分でOKなこともあるようです。受付の方に相談してみて下さい。)
2022年3月追記
【京急油壺温泉キャンプパーク】のオープンしたことにより駐車場料金が全日500円となりました。
マリンパーク時代は全日800円だったので、安くなったので利用しやすくなりましたね
荒井浜の野営地への行き方
①~④は後程ご紹介する野営地です。
上記地図の赤線で描かれているルートが野営地に行くには一番おすすめのルート。
三浦市営油壺駐車場からだと、約10分ほどで荒井浜に着きますよ
水色の線は胴網海岸から行く方法は、④野営地に行く場合は一番近いですが、道がかなり狭く、潮の状態で行けるかどうかわからないので注意が必要です。
赤線のルート
駐車場から真っすぐ海方面へ進んでいくと、京急油壺温泉キャンプパークに突き当たるので左折します。
道なりに進んでいき、車止めを越えて細い道に入っていきます。
右の建物は油壺マリンパークのショースタジアム。
狭い道ですが、舗装されているので歩きやすいです。
でも結構キツイ下り坂だから気を付けて歩いた方が良いゾ!
狭い道に入って3分かからない位で海に到着!(この先は階段になってます)
水色線ルート
マリンパーク突き当りを右に曲がり直進していくと、左側に細い道があるので下りていきます。
傾斜のある下り坂ですが、舗装されているので歩きやすい。
途中の分かれ道を右に行くと「三浦道寸の墓」があり、左に行くと海岸に出れます。
細い道に入ってからは2分もすれば海岸に到着!
海岸に出て右側はこんな感じ。夏以外の平日だったらここで野営もありかな。
ただ、この海岸は「STEP CAMP BASE油壺」という海の家が建っており、年中営業しています。イベントなどもあるようで、静かに野営したい場合は向かないかもしれません。(撮影時は閉店していました)
海岸に出た場所から左に進み、少し歩くと左側に階段があるので上ります。
なかなか野性味あふれる階段(笑)
途中かなり狭くなるので気を付けて。
途中の海の景色は最高にキレイです。
少し歩くと④野営地に到着!岩を削って作られた階段がカッコイイ。
荒井浜の野営地近くのトイレ
トイレは上記地図の通り3カ所ありますが、今回は野営地に行く場合便利な2カ所をご紹介。
三浦市営油壺駐車場内のトイレ
女子トイレは和式が一つありました。
マリンパーク近くのトイレ
先ほどの荒井浜への行き方で「マリンパークに突き当たり左折」の左折後の真正面にトイレがあります。
男女各2つの和式トイレあり。手洗い場や鏡も付いています。
荒井浜、4箇所の野営地
では早速、地図を見ながらおすすめの野営地(キャンプ)を紹介していきます。
これからご紹介する野営地は、6月の大潮干潮時に撮影したものです。
満潮時には進めない個所もあると思いますので、潮見表をチェックしてからお出かけください。
油壺の潮見表
①野営地
ここは先ほどご紹介した荒井浜への赤線ルートで階段から降りたすぐ左側の場所です。
海水浴シーズンは人が多くて野営には向きませんが、涼しい季節ならばここで野営するのも良さそう。
左側の砂地にポップアップテントを建ててる人がいました。
ちなみに、上記写真の奥に見える建物は、荒井浜海水浴場にある年中営業している海の家です。
3件も年中営業している海の家がありますのよ
前の海岸は、干潮時沢山の潮だまりができ、磯遊びが最高に面白いです。(潮だまりにこれほど沢山の魚が泳いでることも珍しいくらい)
②野営地
階段を下りて右側に進んでいきます。
岩場で足場が悪いので注意しながら進んでいきましょう。
少し進むと平坦な岩場が出現。
砂地ではなく岩なのでペグが打てません。
ポップアップテントには良いな
干潮だったので岩場が沢山露出していて、磯遊びも楽しそう♪
③野営地
更に先に進んでいきます。段差のある岩場。
すると今度は砂地の開けた場所が出現。
大潮満潮時でも、砂場までは海水に浸らないと思います(砂浜に波の跡などはありませんでした)
④野営地
③野営を通りすぎ、更に進んでいくとまたしても砂地が。
ここは広いしテントを張るのにも丁度よさそう。
ちなみに、ロープが張っているのは「落石の危険あり」で立入禁止になっているからです。
ロープの内側には確かに、落ちたであろう大きな岩が転がっているので、くれぐれも入らないように気を付けましょう。
④野営地振り返るとこんな感じ。
こちらも砂浜に波の跡はなかったのでは大潮満潮時でも大丈夫そう。
以上が荒井浜の穴場野営地でした。
③か④野営地が砂浜が広いので良いかな
油壺で野営をする際に守るべきこと
三浦半島の海岸では直火は禁止されています!(基本的に日本全国すべての海岸で直火はNGです)
BBQや焚き火をする際は必ずグリルや焚火台を使用し、炭・薪・灰すべて持ち帰ってください!
火消壺やコンパクトになる火消袋があると、炭の再利用もできて便利ですよ♪
炭それ以上分解されないため、そこに残したらず~っとそこにあり続ける、まさにゴミの不法投棄なのです!
ゴミの不法投棄が多くなればBBQが禁止になってしまう日が来るかもしれません。(事実ゴミ問題でキャンプやBBQが禁止になった海岸はたくさんあります)
海岸でBBQをする際は、必ずすべてのゴミを持ち帰り、近隣住民の方に配慮したマナーある行動をお願いします。
なぜ海岸での直火はダメなのか?など海岸での焚き火の疑問についてはこちらをどうぞ!↓
野営地でキャンプをする方はこちらも必読!↓
帰りに寄りたい油壺温泉
2018年11月から、京浜急行電鉄株式会社は油壺にて温泉掘削作業を開始。
約1年後に、地下1514mから温泉が湧出しました。
そこで「油壺温泉」として、2020年4月17日より「ホテル京急油壺 観潮荘」および「観音崎京急ホテル」で供用を開始しました。
荒崎海岸と三浦市営油壺駐車場のちょうど真ん中ほどにある「ホテル京急油壺 観潮荘」では、上記の通り新しく湧き出た「油壺温泉」に入れるようになりました。
景色が良くて気持ちの良い温泉ざますよ~
日帰り入浴の料金等の詳細はこちら↓
入浴料金 | 大人 1,350円(入浴税150円を含む) 子供 600円(未就学児のみ大人1名に付き幼児1名無料) |
貸しタオル | 300円(販売はございません) |
営業時間 | 11:00~22:00(最終受付 21:30) 16時~20時までの間は宿泊客専用時間帯のため、15時で一旦受付を終了し20時に再開 毎週水曜日はメンテンナンスの為、14:00からの営業となります 他、繁忙期変更あり 詳細はHPにてご確認ください |
泉質 | ナトリウム-塩化物温泉 |
定休日 | なし(年に数回メンテナンスの為休館日あり) |
お風呂の種類 | 露天風呂(岩風呂・寝湯・樽風呂・足湯) 内風呂・ドライサウナ(殿方)ミストサウナ(ご婦人) |
公式サイトでは、2020年9月30日まで使用できる「20%OFF日帰り入浴割引券」が取得できます。(プリントアウトして記入か、スマホ画面を受付で見せて、所定用紙に必要事項を記入)
帰りにサッパリできるのはありがたい♪三浦半島でひっそりとキャンプ(野営)するなら油壺の荒井浜がおすすめ
三浦半島でひっそりとキャンプ(野営)するなら油壺の荒井浜がおすすめ:まとめ
- 満潮・干潮の時間をしっかりと把握してください。満潮時には行けないこともあります。
油壺の潮見表 - 天候を必ずチェックし波が高い時には行かない
- 岩場が多いので、なるべく荷物を軽量化する
- 落石の危険があるため、立入禁止区域には絶対に入らない
- 駐車場は1日520円の「三浦市営油壺駐車場」がおすすめ
- 油壺温泉が近くにある
- ゴミは必ず持ち帰る!
荒井浜海水浴場や胴網海水浴場は、休日になれば人が多くなりますが、今回ご紹介した野営地は休日でも人は少ないです。
何より安全第一、天候や潮見表をしっかりチェックの上、楽しい野営、キャンプ、デイキャンプ、BBQをお楽しみください♪
荷物は軽く、歩きやすい靴で気を付けて行ってくれよな!
野営地で必要な道具をチェック!↓