鋳鉄製のダッチオーブン出来上がった料理はすっごく美味しいけど、お手入れが面倒くさい。。
そこで、念願だった「SOTOステンレスダッチオーブン12インチ」を購入しました~!
使ってみたら、まぁ~感動。
何にそんな感動したのか!?
ステンレスと鋳鉄製のダッチオーブンの違いなど詳しくご紹介していきますワン!
我が家が鋳鉄製ダッチオーブンから遠ざかってしまった理由
まず始めにお話ししたいのが、我が家が鋳鉄製ダッチオーブンを使わなくなってしまった理由です。。
我が家が鋳鉄製のダッチオーブンを購入したのは5年前。。
購入当初はサツマイモをふかしたり、鶏の丸焼きや丸ごとロールキャベツを作ったりと活躍していました。
出来上がった料理はどれも美味しく「やっぱりダッチオーブン最高!」と思っていたのですが、料理後のお手入れだけは最高ではなく最悪に面倒だったんです。。
- 鋳鉄製のダッチオーブンは洗剤が使えない(錆びの原因になるため)ので、使用後は熱湯を入れて火にかけ、ヘラで汚れをそぎ落とします。(この時熱い鍋に水を入れるのは絶対NG。最悪割れてしまいます。金タワシもNG)
- 汚れが取れたらお湯を捨てて、軽く拭いた後に再び火にかけ空焚きをして完全に水分を飛ばします
- 火にかけたまま油を鍋全体に薄く塗り(蓋も)煙が出るまで熱したら、自然冷却してお手入れ完了!
ふ~、書いてるだけでも疲れる。。ズボラな私には本当に面倒な工程です。。
マメな方にはどうって事ないのかもしれませんが、ただでさえズボラな私がキャンプ後の疲れた身体でこの工程をこなすのは中々しんどかったのです。。
次の日に洗えば良いんじゃない?
と思われる方もいるかもしれませんが、とにかく錆びやすい鋳鉄製のダッチオーブンは当日にお手入れをするのが基本なので、どんなに疲れてても当日やるべきなのです!
という訳ですっかり遠ざかってしまった鋳鉄製のダッチオーブンですが、ダッチオーブン料理が美味しいのは間違いないの!
上下からの過熱で煮込み料理はもちろん、パンやケーキなんかも作れます。
そして、重厚なダッチオーブンは、火にかけると圧力がかかります。
さらに、水蒸気がフタと本体の間に溜まる「ウォーターシール効果」が発揮され機密性が高まります。
この2つの圧力によって旨みがしっかりと閉じ込められ、短時間で食材が芯から柔らかくります。
やっぱり普通の鍋とは料理の出来がだいぶ違うんです。
だからダッチオーブン使いたい!でも面倒くさい!
そこで、奮発して購入したのが「SOTOステンレスダッチオーブン」でした。
実際に使ってみると、鋳鉄製ダッチオーブンのデメリットをすべて無くしてイイとこだけを残したようなステンレスダッチオーブンにビックリでした!
ステンレスダッチオーブンのココがイイ!(メリット)
鋳鉄製ダッチオーブンと比べたときの、ステンレスダッチオーブンのメリットをご紹介します!
何がともあれ料理後のお手入れが楽!
私が鋳鉄製のダッチオーブンを使わなくな一番の理由である「料理後のお手入れ」が不要なのが一番のメリット!
料理後は洗剤が付いたスポンジで洗うだけ!
要するに、普段お家で使っている鍋と同じお手入れでOKということ。
ご飯が焦げ付いても、お水につけ置きしとけば簡単に取れちゃうし力も要らず楽々です♪
それでも取れなければ金タワシでゴシゴシこすってもOK。
ススはメラミンスポンジで軽く磨くだけで綺麗になります♪
シーズニング不要
鋳鉄製ダッチオーブンは、使用する前に「シーズニング」をする必要があります。
その工程たるや、ズボラな私には中々面倒な作業で。
- 洗剤で良く洗い、タオルで拭いて自然乾燥
- 十分乾いたら、オリーブオイルを薄く塗る
- 火にかけると煙が出てくるので、煙が出なくなるまで焼き続ける
- ②~③の工程を4、5回繰り返す
- 臭いを取るためにクズ野菜を炒める
- 最後にもう一度オリーブオイルを塗って完了!
いやっ!なんなのこの工程の多さ。。
マメな人間に私はなりたかった。。
と言わざるを得ない、選ばれしマメなキャンパー以外は使ってはいけないかのような鋳鉄製のダッチオーブン。。
こんな面倒な作業も、ステンレスダッチオーブンでは一切不要です!
使い始めは洗剤で洗うだけ♪
ズボラなフラミン子には最高だな
料理をそのままとっておける
これがめちゃくちゃ便利!
ダッチオーブンの料理は豪快に多めに作ることが多いんです。
でも余っちゃう率も結構高い。。
鋳鉄製のダッチオーブンだと、余った食材は他の容器に移さないといけません。
でないとすぐに錆びてきちゃうし、食材に鉄の味が付いてしまいます。。(何度か鉄味のリンゴ食べた。。)
でも、そんな時ステンレスダッチオーブンならそのまま残しておけるんです!
次の日まで残しておいても全然大丈夫♪
そのまま火にかけて温めなおすこともできるので、躊躇なく多めの料理もチャレンジできます。
デイキャンプで大量に作ったおでんは家にそのまま持って帰り、うどんを追加して温めなおし夕飯として美味しく頂きました♪
ご飯や汁ものも躊躇なくできる
鋳鉄製のダッチオーブンは先にも記載の通り、洗剤で洗えません。オイルでコーティングもしてあります。
なので、どうもご飯や味噌汁などを作るのに抵抗があるのです。。
もちろんそんなの全然気にならない方も多いと思います。が!私は気になってしまう。。
なので鋳鉄製のダッチオーブンでご飯ものを作ることはあまりありませんでしたが、ステンレスダッチオーブンなら何も気にすることなくバンバンご飯や汁ものも作れます!
SOTOの公式ページにもこのような記載がありました↓
使用後のサビ防止用油も不要!そのため料理に油が浮かないから、ご飯や汁物も美味しくできます。
引用:SOTO公式ページ
タコ&イカ飯も美味しかった~♪
丈夫!
ステンレス製のダッチオーブンは鋳鉄製のダッチオーブンに比べて強度が高く丈夫なのもメリットです!
1枚の大きな鋼材からスピン加工で形作る為、鋳鉄製に比べ、衝撃や温度変化への強さが大幅に高まりました。
引用:SOTOステンレスダッチオーブンカタログ
鋳鉄製のダッチオーブンは急激な温度変化に弱く、熱した状態で水を入れると割れてしまう事も。
衝撃にも強くはないので、落として割れてしまうこともあります。
その点、ステンレス製のダッチオーブンならほとんど心配いりません。
ズボラな私が、手荒に扱ってもしっかり耐えてくれる素敵な子なんです♪
ステンレスダッチオーブンのデメリット
お次は、鋳鉄製のダッチオーブンに比べてステンレス製のダッチオーブンが劣っている点もご紹介。
値段が高い
鋳鉄製ダッチオーブンに比べて値段が高い!!
私個人的にはこれだけ!が鋳鉄製のダッチオーブンに負けるところです。。
メーカーにもよりますが、キャプテンスタッグの鋳鉄製ダッチオーブンと比べると、SOTOのステンレスダッチオーブンは約4倍ほどのお値段となっています。(12インチ)
SOTOステンレスダッチオーブン12インチ 26,400円
(価格変動あり)
正直高い!
高いけど、それだけの価値はあるとしみじみ感じています。
育てる楽しさがない?
鋳鉄製のダッチオーブンは「育てる楽しさ」があるなんて聞きますよね?
それはどういう事かというと、鋳鉄製ダッチオーブンは長年使用しメンテナンスしていくと表面に酸化鉄がコーティングされ黒くツヤが出てきます。
その様子を「ブラックポット」と言い、油を使わなくとも食材がコゲ付かないなど、見た目だけでなく使い勝手もよくなるそう。
めっちゃいいじゃん!頑張って育てろよ!
いやいや、「ブラックポット」をなめちゃいけない。
「ブラックポット」化するまで、毎日使用&メンテナンスを繰り返しても約7年はかかると言われています。
週1使用だとウン十年。。
無理~~~!
鉄成分を吸収できない
鋳鉄製のダッチオーブンで調理をすると鉄分が溶けだし、鉄分を摂る事ができますが、ステンレスダッチオーブンは鉄の吸収ができないのがちょっとしたマイナス点。
調理法によって溶け出す鉄分の量は大きく変わりますが、散々調べたところ、最大でも女性の一日に必要な鉄分約10mgのうち4分の1くらいが摂れるかな?という印象です。
正直、そのくらいなら豆乳一杯(鉄分2.5mg)飲めば良いんじゃない?と思ってしまう天邪鬼なフラミン子です
ステンレスダッチオーブンと一緒に使うと便利な物
ステンレスだけに限りませんが、ダッチオーブンと一緒に使うと便利な道具をご紹介します!
全部、我が家も愛用中です♪
タフまる
タフまるはアウトドア用に作られたカセットコンロ。
ダッチオーブンを載せても大丈夫な設計なので、安心して使えるざます♪
五徳の端がでっぱっているため、ダッチオーブンを載せてもグラつくことなく、しっかりと載せることができます。
炭をおこすのが面倒だったりするときは、タフまるを使用して作りますがとても美味しくできますよ♪
トライポッド
吊り下げる高さによって、火加減を変えることができるので便利です。
何より見た目がカッコイイよな!
我が家愛用の「尾上製作所(ONOE)トライポッド」は使用5年目ですが、壊れることなくしょっちゅう使っています。
チャコールスターター
炭を沢山使って調理したいときは、チャコールスターターがあると便利!
苦労することなく簡単に炭に火が点きます。
チャコスタを使って着火した炭は、普通に点けた炭よりも火力が強い気がします♪
キャプテンスタッグリッドリフター
SOTO専用のリッドリフター(蓋を開けるための道具)はお高いので、我が家はキャプテンスタッグのリッドリフターを購入。
お値段は5分の1ながら問題なく使用できます。
調理中は蓋もすごく熱くなるので持っておいた方が良いですよ♪(布製の鍋つかみはすぐ汚れちゃうし)
専用バッグ
持ち運ぶのにはやっぱり専用のケースがあった方が便利。
はじめは他のバッグで代用しようかなと考えていたのですが、丁度よいサイズのバッグがない。。
更にかなり重たいので、代用バッグの持ち手がちぎれてしまいそうで怖くて純正のバッグを購入しました。
リッドリフターも一緒に入るし、見た目もスッキリして気に入ってます。
ダッチオーブンと収納ケースがセットになったお得なセットもあります。↓
ダッチオーブンならステンレスが断然おすすめ!鋳鉄製と比較をしてみた!:まとめ
ステンレスダッチオーブンを購入してから、ほぼ毎週末何かを作っています!
料理の幅がすごく広がって楽しい~
とても美味しく作れるし、何より料理後のお手入れが楽チンなので気軽に使えます♪
お家のコンロやIHクッキングヒーターでも使えるので、キャンプだけでなく普段の料理の調理器具としても大活躍です。
ぜひ、皆さんも手軽で美味しい料理が作れるSOTOステンレスダッチオーブンを使ってみてはいかがですか?
我が家が購入した12インチはピザを作ったり沢山料理を作りたい時に丁度良いサイズ↓
4人家族なら10インチが丁度良いかな↓
大人2人でちょうど良いサイズ↓
↓ステンレスダッチオーブンを使用したレシピもご紹介しています!