
朝起きたら結露でテントがびっしょり…
「結露の経験なんて一度もないぜぃ!」と言うキャンパーは、ほとんどいないのでは?と思うほど多くのキャンパーが直面する憎たらしい結露!
そんな憎っくき結露を一瞬で亡き者にする、ダイソーで100円で買えちゃう「超吸水スポンジ」を紹介しちゃいます!
テントやタープの結露を拭き取るにはダイソーの「超吸水スポンジ」が最高です!

いや~、このスポンジと出会って結露に対する憎たらしさが半減しました♪
それでは素晴らしい「超吸水スポンジ」についてと、実際に使ってみた様子をご覧ください!
「超吸水スポンジ」とは?

こちらみんな大好き100均のダイソーで販売されている「超吸水スポンジ」。

ダイソーのスポンジ売り場に売ってるのですが(100円!)、このスポンジ一つで、約200mlも吸水してしまうスゴイやつなんです。

元々は窓の結露やお風呂場の水を拭き取るために販売されているものだよ!
しかし…本当に200mlも吸えるの!?と疑り深い私は、家で実験してみました。

200mlの水を張ったお皿に吸水スポンジを置いてみると…。

ほんの数秒ですべての水がスポンジに吸収されたーーー!

こんな感じでまだ吸水できそうな面構えですね。
ちなみにPVA素材のスポンジはネットでも販売されています。

こちらは350ml吸水できて500円ちょっとで購入できるので、これもよさそうですね♪
実際に「超吸水スポンジ」をテントの結露で使ってみた!

先日インスタグラムのフォロワーさんとグループキャンプイベント【いっさいがっ祭】を行ったときの見事な結露。

実はこのイベントの時に来てくれた「ウチノソトアソビ」のサミィちゃんが吸水スポンジを貸してくれて初めて知ったのー!「ウチノソトアソビ」さんのYouTubeも要チェックです!
サミィちゃんはキャンピングカーの窓の結露取り用に購入して、実際に重宝しているようです♪

憎たらしい結露ですが、優しくスゥ~っとテント表面をなでると…

なでたところだけ見事に水分が拭き取れました!

タオルだとすぐにビショビショになって完全に拭き取るのが難しいけど、このスポンジだとぐんぐん吸い取ってくれるので気持ちいい!

さらに良いなと思った点は、絞るのが片手でできること。
ギュッと一回絞れば、ボタボタボターっと気持ち良いくらい大量の水分が排出されます。

タオルだと両手を使って顔を真っ赤にしながら何度も絞って…。それでも絞り切れないから結露もきれいに拭き取れないのよね…
タオルを使っていた時と比べると、何倍も早く結露を拭き取ることができたので、撤収も早く終わりました!
ジップロックなどに保存すると固くなりませんが、衛生面を考えると乾燥させた方が良い気がします。
テントが結露してしまう原因と対策
そもそもなぜ結露するのか?知ってるようで知らない結露の原因と、対策についてご紹介します!
テント内外の温度差が大きい
主な原因はテントの内側と外側の温度差です。

寒い冬の朝、窓に発生する結露や、暑い夏の日、冷蔵庫から出したキンキンのビール缶につく水滴
これらは内側と外側の境界線に一定以上の温度差が生じたため起きた現象です。
テントの場合も同様で、一般的にテント内外で10℃前後の温度差があると生じると考えられています。(湿度によってかなり変わりますが)

- ベンチレーションをしっかり開けるなど換気をよくする
- 寝るときは暖房器具をすべて切る(電気毛布や湯たんぽ、ホッカイロなどをうまく使う)
テント内の湿度が高い
そもそも結露の原因は空気中に含まれる水分なので、水分がなければ結露は発生しません。
テントの中で人が過ごせば、呼吸や汗から水分が出るし、お湯を沸かしたり鍋を作ったりすれば、加湿器をたいてるのと同じくらいの湿度が高くなってしまいます。
さらにテントを置いている地面や草からも水分は発生しますよね。

テント内の湿度が高いと、外気との温度差がそこまでなくても結露が生じちゃうんです…
- 定期的にテントの出入り口を解放してしっかりと換気する
- 防水性の高いグランドシートを敷く
- 就寝時にマスクをする

ポケットのあるマスクに乾燥剤を入れて就寝するという強者もいるようで、なかなかの効果を発揮するそうです…!
テントの素材や構造の問題
結露は外気と内気との温度差によって発生するので、熱の伝導率が低いほど結露が発生しにくくなります。
薄くて熱が伝わりやすいポリエステルやナイロンは結露しやすく、コットンやポリコットンは結露しにくい素材です。

コットンや(綿)やポリコットン(ポリエステルと綿の混合素材)は水分を吸い取ってくれるので、結露しにくいってわけ(正確には結露しないわけじゃなくテントが水分を吸い取ってくれているだけなのでテントはバチクソ重くなります)
- コットンやポリコットン素材のテント
- ダブルウォールテント(インナーテントに防水性のあるフライシートを被せた二重構造のテント)
ダブルウォールテントは、インナーテントとフライシートのの間に空間ができるようにしっかりと張ってくださいね。
そうすることによりフライシートに結露が発生しても、居住空間になるインナーテントの内側は濡れにくくなります。

我が家愛用のネイチャーハイクのワンタッチテントもダブルウォールテントです!
おすすめのテントの結露対策グッズ
他にもおすすめな結露対策グッズを4つご紹介!
650ml吸水するスポンジ
今回ご紹介しているダイソーの吸水スポンジは200mlの吸水でしたが、こちらはなんと650mlも吸水してくれちゃうえげつないスポンジです!

650mlっていうと、500mlのペットボトルまるまる1本とさらに150mlも吸い取っちゃうのかい…
かなり大きいので両手じゃないと絞れないみたいですが、一気に拭き取れて便利そうです。
極厚11mmの銀マット
地面からの湿度や冷気を遮断できるのはもちろん、11㎜と極厚なので寝心地もかなり良くなります。
サイズも大きめなので、テント全面に敷けるからお座敷スタイルのときなんかにも最適ですね。
サーキュレーター

結露対策にはなにより換気が大切ですが、サーキュレーターがあれば換気もスムーズに行えます♪
テント内でストーブなど暖房器具を使用すると、暖かい空気は上にたまってしまうので、空気を循環させるためにもサーキュレーターは大活躍!

テント内で暖房器具以外にも火を使う場合も、一酸化炭素中毒対策として、効率よく空気を循環させるのに役立ちますよ♪
繰り返し使える吊り下げ式除湿シート
本当は除湿器を置きたいくらいですが、さすがにキャンプには持っていけないので、除湿剤はいかがでしょう?
繰り返し使えるタイプなら家でも使えるし、吊り下げ式だから邪魔にもなりません♪
テントの結露を一瞬で拭き取る!ダイソーの「超吸水スポンジ」がすごい!まとめ
正直どんな対策をしても、どんなテントを使っても、絶対に結露しない!ということはないので、とりあえずダイソーに行って「超吸水スポンジ」をゲットしておくことをおすすめします。

ちなみに私は家用、車用、キャンプ用と3つゲットしてやったぜ!
結露したってキャンプは楽しい!ってことで皆さんもできる範囲の結露対策をして、超吸水スポンジ買って、キャンプ楽しみましょう♪