大容量ポータブル電源 BLUETTI AC180を徹底レビュー！最大2700Wまで使えてキャンプや防災に最適です！

今やキャンプはもちろん、防災対策としても欠かせない存在になりつつあるポータブル電源！

我が家は700Whほどの小型ポータブル電源をキャンプで使用していました。

容量1154Whの大容量＆定格出力1800Wとほとんどの家電が使えちゃうAC180なので、キャンプでの選択肢が今まで以上に広がりました！

上記に一つでも当てはまった人は、ぜひ最後までご覧ください！

 ※BLUETTI JAPAN様から商品をご提供いただきました。実際に使用して感じたことを、率直にレビューしていますのでぜひ最後までご覧下さい。

BLUETTI AC180ポータブル電源の基本情報

BLUETTI AC180のスペック

バッテリー	PSE適合品、純正弦波 容量：1152Wh 種類：リン酸鉄リチウムイオン電池 サイクル回数 : 3500回以上 充電時間：高速 45分で80％ 70分で100％ 　　　　　通常 3時間 　　　　　静穏 5時間 動作温度 : -20℃～40℃
対応周波数	50/60Hz
出力仕様	4 x100V/18A、合計1,800W（電力リフトモード使用で2700Wまで） DC×7（USB-C×1、USB-A×4、ワイヤレス充電×1、シガーライターポート×1）
入力仕様	AC充電：最大1440W ソーラー充電：12～60V、最大500W シガーソケット充電：12/24V
サイズ	340×247×317mm
重量	約16kg
保証期間	5年間

※ここすごい！ポイントは赤太文字にしてます。

BLUETTIのポータブル電源のAC出力は、家庭用コンセントと同じ「純正弦波(正弦波)」を採用しているので、精密機器も安心して充電できます。

1152Whの大容量なので、スマホなら約62回もフル充電が可能！

キャンプなら電気毛布など使用しても、2泊3日は余裕の容量です！

AC180のセット内容

セット内容

ポータブル電源 (AC180)本体×1

ACアダプター充電器×1

カーチャージャケーブル ×1

MC4ソーラー充電ケーブル ×1

接地用ネジ×1

取扱説明書×1

保証書×1

外観をレビュー

重さは約16kgと女の私でも持ち上げることができる重さ。

すべてのポートが正面に揃っているので、わかりやすく使いやすい。

キャンプや車中泊などでは邪魔にならない位置に置きたいので、ポートを気にせずテントや車の壁にくっつけることができるのは、とても嬉しいポイント。

左側面にはファンの通気口。

こちらが背面。

右側面にはAC入力ポートと、アース用端子があります。

上部はワイヤレス充電ができるようになっています。

スマホの充電ケーブルを忘れたときなどにはすごく便利な機能！

持ち手部分の下側はゴムになっており、滑りにくくなっています。

底面四隅にはゴムパッドがついており、テーブルの上でずれたりすることもなく安定してい使用できます。

ディスプレイはとても見やすく、電池残量が1％単位で見れるのでわかりやすい！

ディスプレイの上部分に「ECO」の文字が光っていますが、これはBLUETTI特有のエコモードがオンになっている状態です。

大容量ポータブル電源 BLUETTI AC180のスゴイ特徴6選！

実際に使ってみたり、調て感じたBLUETTI AC180のスゴイと思ったポイントを6つご紹介していきます！

定格出力1800W（電力リフト機能で最大2700W）でほとんどすべての家電製品が使える！

一般的に1,000Whほどの容量のポータブル電源だと、定格出力1,000W～1,500Wまでのものがほとんど。

さらに！電力リフト機能で最大2700Wの家電が動かせちゃうので、高出力な電化製品も同時に使うことだってできちゃいます！

試しに、ドライヤー（1200W）電気ケトル（1250W）扇風機（30W）を同時に使用してみましたが、問題なく作動しました。

ディスプレイを確認すると1578Wの表記が！

実際は2000W以上は出力されているはずですが、ちゃんと電圧を下げて動作してくれていました。

安全性が高く長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載

ポータブル電源で一番気になることと言えば【安全性】ではないでしょうか？

消費者庁が2017年～2022年に集めた情報によると、焼け跡でポータブル電源が見つかった火災は全国で少なくとも55件発生しています。
その多くがポータブル電源（リチウムイオン）を充電中に起きています。

出典：消費者庁事故情報データバンク

事故の起こしたポータブル電源の多くは【三元系】と呼ばれるリチウム電池が搭載されていました。

しかし！BLUETTIのポータブル電源は、「リン酸鉄リチウムバッテリー」を採用していることで安全性が格段に上がっています！

上記の図はリチウムの種類と安全性を表したものになります。

図を見ていただくとわかる通り、一言に「リチウム」と言っても何種類もあり、その中でも「リン酸鉄リチウム」が一番エネルギー密度が低く、安全性が高いのが分かります。

リン酸鉄リチウムはリン(P)と酸素(O)の結合が強く安定しているため、600℃まで熱分解が起こらず安全性が大幅に向上しています。

45分で80％充電できるので 充電忘れても安心

AC180は【標準・高速（ターボ）・静穏】の3つのAC充電モードを選べます。

モード	特徴
標準	バッテリーに優しい充電方式
高速	充電時間を優先する場合の充電方式
静穏	静かで低電力動作で、バッテリ寿命が長くなる充電方式

これならキャンプの朝に「あ！ポータブル電源の充電忘れてた！」ってときもすぐに充電できて安心です。

時間がかかってもOKな寝る前に充電する場合は、「静穏モード」にして充電音を抑えバッテリーにも優しく充電できるのが嬉しい。

モードの切り替えはスマホアプリや本体から簡単にできますよ。

他にもソーラーパネルや自動車のシガーソケット、発電機からの充電にも対応しています。

アプリで様々な設定や状況が簡単に確認できる

BLUETTIの専用アプリを使用すれば、様々な設定やポータブル電源の現在の状態を簡単に確認することができます。

【電力リフトモード】のON/OFFや充電モードの切り替えは、本体からやるよりもアプリからの方が簡単にできるのでアプリの使用がおすすめ。

初期設定も簡単だし、バージョンアップなどもできるので、BLUETTIを持っている人ならこのアプリを取っておいて損はないです。

UPS機能搭載で突然の停電にも対応できる

UPS（Uninterruptible Power Supply）とは無停電電源装置の略語で、停電した際にサーバーやデスクトップパソコン、水槽、防犯カメラなど停電中も一時的に電力が必要な機器に接続するための非常用バッテリーです。

AC180は0.02秒の切り替え時間で瞬時に電力を回復するUPS機能を搭載してます。

そして当然パススルー充電もできるので、ソーラーパネルでポータブル電源本体へ充電を行いながら、USB接続したスマートフォンへ充電する、といった使い方できます。

コスパがイイ！

リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載していて、1,000Whちょっとの容量がある大容量ポータブル電源だと、他のメーカーだとセール中でも10万円は超えます。

なので8万円代はめちゃくちゃコスパ◎！

とは言え安くはない買い物。なにかトラブルがあったときのメーカー対応は大丈夫なの？と不安になるかもしれませんが、ご安心を！

色んなECサイトで、たっくさんレビューを読み漁ったところ「トラブル時のメーカーの対応がとてもよかった！」との書き込みがたくさんあり、メーカー対応もしっかりしているので安心です。

ソーラーパネルがあれば災害や連泊でも安心！節電にも！

ポータブル電源の購入を検討されている方や、すでにポータブル電源をお持ちの方はソーラーパネルも購入しようか必ず迷われると思います。

なぜならもしもの災害時に絶対的な安心が得られるし、普段使いとしても電気代の節約もできるから。

ソーラーパネルがあればポータブル電源が電池切れになっても、太陽光さえあれば充電できます。

災害時にスマホだけでも使えると思うと、精神的にかなり安心ですよね。

最近は充電式のライトも多く販売されてるので、明かりも確実に確保できる安心感はありがたい。

AC180はサイクル回数も3500回以上あるので、充電頻度が多くても電池の劣化を気にしなくて良いのも嬉しいです。

PV120Dのスペック

今回使わせていただいたBLUETTIソーラーパネルPV120Dをご紹介します！

最大出力	120W
セール変換効率	最大23.4％
出力電圧（Max.）	20.8V
出力電流（Max.）	6A
開路電圧（Voc）	24.4V
短絡電流（Isc）	6.6A
作業環境温度	-10℃〜+65℃
推奨作業環境温度	+25℃
折り畳み枚数	4枚
サイズ（展開時）	50 × 176cm
サイズ（収納時）	50 × 50cm
重量	5.36kg
保証期間	12ヶ月
同梱明細	ソーラーパネル本体PV120×1、 MC4ケーブル×1、取扱説明書×1, 保証書×1

PV120Dの詳細の外観

折りたたみ時に持つとこんな感じ。

重さは5kgちょっとなので重くありません。

厚みも一番厚いところでも6㎝ほどしかないので、車の積載にも困らないのが嬉しい。

前面にはケーブルが収納できるファスナー付きのポケットが付いています。

止水ファスナーになっていますね。

こんな感じでケーブルが入っています。

両サイドのボタンを外すと開きます。

開くと4枚のソーラーパネルが出現！

角度は【35℃・45℃・55℃】の3段階で変えられるので、太陽の位置によって調整できます。

後ろから見るとこんな感じ。

ソーラーパネルのセットが完了したら、ポータブル電源とソーラーパネルをつないでいきます。

ポータブル電源に付属されているケーブルと、ソーラーパネルのケーブルをつないだら、、、

あとはポータブル電源のDC入力につなげばセット完了！

実際にPV120Dを使用してAC180を充電してみた！

海の浜辺にて8月の晴天時（薄い雲あり）、正午に充電開始！

正午ごろで太陽がほぼ真上にあったので、角度を35度にして設置してみました。

すると86Wの表示が！

以前ほぼ同じ条件で河川敷で行った際は、最大98Wだったのですが、今回は最大86Wまでしか上がりませんでした。

もしかしたら砂が多少かかってしまっているため、減ってしまったのか、もしくは太陽の当たり具合が以前より悪かったのかな？

パススルー充電対応なので、ソーラーパネルで充電しながら給電できるも嬉しい！

ちなみにBLUETTIでは今回使用した最大出力120W以外にも、最大出力200W・350Wも販売されています！

複数のソーラーパネルを同時に接続することも可能で（別途ケーブルが必要）最大500Wの出力が可能ですよ。

AC180に使用するなら200Wタイプがおすすめ！

セット販売もされているのでソーラーパネルもお得にゲットできますよ！

ちなみに今回ご紹介した、我が家が使用しているソーラーパネルはこちら↓

BLUETTI AC180ポータブル電源のメリットデメリット

実際にAC180を使用てみて感じた、メリットデメリットをご紹介していきます！

デメリット 

普段箸より重いものを持たない私には中々しんどい重さですが、男性だったらそこまで苦になる重さじゃないのかな？と思います。

冒頭でも記載しましたが、これ以上容量が多くなると重量20kg越えになってしまうので、キャンプや車中泊などで持ち運ぶことを考えている人で大容量ポータブル電源を検討している方には、AC180がベストな選択だと思います。

あともう一点は、ACコンセントの挿し込みが硬くて、コンセントを挿すとき結構力が要ります…。

メリット 

メリットに関しては先ほど【大容量ポータブル電源 BLUETTI AC180のスゴイ特徴6選】でご紹介した通りですが、個人的にはやはり2700Wまで使えることが大きなメリットだと感じました。

キャンプや車中泊では、ホットプレートと電気ケトルなど高出力の家電を同時に使いたいと思う機会も多いと思います。

大容量ポータブル電源 BLUETTI AC180を徹底レビュー！最大2700Wまで使えてキャンプや防災に最適です！：まとめ

今回初めて大容量ポータブル電源を使わせていただきましたが、やはり小型のものに比べると格段に使える電化製品が増えて、キャンプでの選択肢が広がりました！

AC180なら最大出力2700Wと、他のメーカーの大容量ポタ電と比べても圧倒的な高出力が可能なのも選択肢を広げてくれます。

ソーラーパネルと一緒に使えば、キャンプや防災対策にはもちろん節電にもなる！

リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しているので、バッテリーの劣化を気にせずバンバン使えるのも嬉しいですよね。

キャンプに防災に節電に、大容量ポータブル電源ならコスパも最高な【BLUETTI 180AC】を選んでおけば間違いないです！