
私、安いピアスつけると、めたんこ痒くなります…
夏にもなると酷いもので、痒くなるは、変な汁出てくるは、赤くかぶれてしばらく痛くなるはで、巷に売っている安いピアスは絶対付けられない身体なのです。
でもピアスは大好きなので、ネットで金属アレルギー対応のピアスを購入して使用していましたが、なんせお値段お高めだし、デザインも微妙なものが多い。
なのでピアスのピンやフック(ピアス穴に直接通すパーツ)のみ、金属アレルギー対応のものに付け替えたりもした。

が、大きなピアスの場合ピアスの穴以外にもピアスが当たる部分すべてが痒くなってしまうので、ほとんど意味なし。。

そこでどうにか安いピアスをつけれないかと思いマニュキュアタイプのコーティング剤を使ったこともありました…。
これ↓

しかし!塗るのが面倒な上、乾くまで時間もかかり塗った跡がわかるし、使用感が悪く使わなくなってしまいました
一度はあきらめたコーティング剤でしたが、久しぶりに探してみるとマニュキュアタイプとは全然違うコーティング剤が売っているではないですか!
その名も【スウェットバリア!】
一言で表すと【最高!】です!
何が最高って、塗りやすさ・乾きやすさ・着用感・効果すべて大満足で、今まで諦めていた安価なアクセサリーを思う存分楽しめるようになりました!!
金属アレルギーについてや、スウェットバリアについての詳細や、実際に使ってみた効果まで!詳しくご紹介します。

すぐに使い方や効果を知りたい方はここをクリックだワン!
なぜ金属アレルギーは起こるのか?

そもそもなぜ金属アレルギーは起こるのか?
簡単に説明すると、汗や体液に金属が触れたときに発生した金属イオンによって作られるタンパク質を、身体が異物だと判断し攻撃することで起きるのが金属アレルギーです。

金属アレルギーは生まれつきの体質ではなく、ある日突然発症するのです…!(今アレルギーじゃなくても将来なることももちろんあり!)
- 金属アレルギーを起こしやすい金属:ニッケル、クロム、コバルト、水銀
- 金属アレルギーを起こしにくい金属:チタン、金、銀、プラチナ、サージカルステンレス
安価で販売されているアクセサリーの多くはニッケルが使用されているので、アレルギー反応が出やすいです。
そして金属アレルギー発症の約8割はピアスが原因だと言われています。
なぜならピアスは皮膚に穴をあけて使用するため、金属が体液と直接触れることによりアレルギー反応が生じやすくなるためです。
一度金属アレルギーになったら治ることはないので一生のお付き合いになります。

ちなみに金属アレルギーの人は、そうでない人と比べるとガンの発症率が低く、特に皮膚ガンにはなりにくいという研究結果があるワン!悪いことばかりじゃないワンね!
スウェットバリアについての詳細

スウェットバリアは、水のようなサラサラな液体のフッ素樹脂で、アクセサリーに薄く塗ることで、直接お肌に金属が触れないようにすることができ、アレルギー反応を予防します。

本当に水みたいな感じだから、ネックレスや小さなピアスは直接液に漬けてもOKなのが楽チン!(しかも一瞬でOK)
すぐに乾くので(約30秒)、お出かけ前にチャチャッと付けるのも簡単です。
スウェットバリアを塗布したニッケルを、1週間人工汗に浸ける実験を行うと、塗布していないニッケルと比べ1/20~1/30も溶け出る金属イオンが少ない結果になりました。
金属イオンは冒頭でもお話しした通り、体内に存在するタンパクと結合することにより、アレルギー性を獲得するようになります
この結果により、スウェットバリアのコーティング効果がしっかりと働いており、汗による金属イオンの溶出を防いでいるのが分かります。
販売してるのはどんな会社?
スウェットバリアを販売しているのは、【株式会社サフィックス】という長野県に本社がある日本の会社です。
なのでスウェットバリアは開発から生産まですべて日本で行っています!
スウェットバリア以外にも、ジュエリープロテクト(金属変色防止コーティング剤)など様々なコーティング剤を販売しています。

スウェットバリアはサフィックスの代表景山さんが、金属アレルギーで好きなアクセサリーを着けられない奥様のために作ったのよ…!ステキ…

株式会社サフィックスについて詳しく知りたい方は公式サイトもご覧くださいワン!
安全性は大丈夫?
スウェットバリアは JIS基準により皮膚刺激性、危険有害性ともに無いことが証明されています。

でもフッ素って聞くと何だか心配…
そう、なんとな~く体に悪いのでは?と思っている「フッ素」ですが、よくよく調べてみるとその心配は全く必要ないことがわかります。
スウェットバリアに使われている「フッ素樹脂」は医療器具のチューブの内側に使われていたりと、安全性が確立されています。
そもそも現在日本で使用されている「フッ素樹脂」自体に有毒性はなく、食べてしまっても無害な物です。(大量摂取は危険ですが、少量であれば便と一緒に排出されます)

そもそもスウェットバリアは口にするものではないので、全く心配いりません
スウェットバリアの使い方
スウェットバリアの使い方はとっても簡単!
スウェットバリアにアクセサリーを塗ったあと30秒ほど乾かせばいいだけ!
すぐ乾くということは揮発性が高いという事でもあるので、使用の際はこまめに蓋を閉めた方が良さそうです。
基本的には一度の塗布で大丈夫ですが、塗り残しや一度では心配な場合は、乾いた後に2度3度と塗り直しするとより高い効果が得られます。

色んなアクセサリーに塗ってみたのでご紹介します!
ピアスの場合

ピアスの場合は瓶の中に直接入れられるものであれば、直接入れてしまいます。
このまま取り出して、30秒乾かせばOK!

瓶に入らない部分は、筆を使用すると簡単です。(肌に触れる場所ぜ~んぶ簡単に塗れます♪)

綿棒でもOKですが、綿棒だと綿部分にコーティング剤がかなり吸われてしまいもったいないのよね…

なのでケチな私はネイル用の細い筆(100均で購入)をさらにカットして毛量を少なくし、なるべく無駄な液を吸わないようにしました。

ちなみにピアスを落とさないように留めるキャッチはシリコン製のものがおすすめ!
一般的な金属製のキャッチだとせっかく塗ったコーティング剤が、ガリガリと取れてしまう気がします。

シリコンなら金属アレルギー心配ないし、キャッチをコーティングする必要もないからラクだよな♪
ネックレスの場合

ネックレスのチェーンは直接瓶の中に浸けてOK!

スウェットバリアがすごいのは、コーティングした後もチェーンのしなやかさに変化がないことなんです!
マニュキュアタイプのコーティング剤はとろみがあり、塗布すると固くなってしまうのでチェーンには使用できませんでした。
が!スウェットバリアならコーティングしていることが全くわからないくらい変化が無いので、チェーンにも使用できます。(何度も塗布すると多少固くなります)

これは本当にびっくりしたなぁ
大きなアクセサリーの場合

大きなアクセサリーは塗るよりも直接浸けた方が楽な場合もあるので、そんな時はスウェットバリアをアルミホイルカップに少し移して浸けましょう。

でも残った液がもったいないワン…

大丈夫!残った液は瓶に戻してOKなんです!

こぼすとだいぶショックなので慎重にね…(ちょっとこぼした悲)
ちなみにすぐに黒ずんでしまうシルバー製品などに塗布すれば、黒ずみを防げちゃうんです!これはシルバー好きにはかなり嬉しいですよね。
スウェットバリアの効果

肝心のスウェットバリアの効果ですが、「最高!!!!」の一言です。
普段なら着けた瞬間に痒くなる安いピアスですが、8時間つけっぱなしにしても全く痒くなく赤くかぶれたり臭い液がでることもない!

感動…!
塗るのも簡単だし(瓶に入るものなら一瞬液につければOKなので本当ラク!)すぐに乾くのでストレスゼロです。
おおぶりのアクセサリーでも簡単に全体をコーティングできるのが最高!

もうね、嬉しすぎて今まで欲しくても我慢してた300円ショップのピアスをたくさん買っちゃいました!
身に付けなければ効果は半永久的に続きますが、肌や衣服と擦れることで徐々にコーティングが薄くなっていくようです。
その際は、再度塗り直せばOK。
塗り直す頻度は着用頻度によって左右されるので一概には言えませんが、大体3ヶ月に一度塗り直せば大丈夫なようです。
スウェットバリアのメリットデメリット
実際にスウェットバリアを使用して感じたメリットデメリットをご紹介します!
デメリット
- 10gとかなり少量なので、毎回取扱いにドキドキする
- 塗る専用のハケが付いてたら嬉しい
正直でメリットはほとんどないのですが、あえて挙げるとすると量の少なさと、専用ハケがあれば嬉しかったかなということ。

こんなに小さい瓶に…

ここまでしかコーティング剤は入ってません。

なので蓋を開けたまま一度でも倒したら、一瞬にして液がすべてこぼれます…
そしてもう一つは専用とハケが付いていたら嬉しかったなぁということ。
少量のコーティング剤を無駄なく使うには、やはり綿棒よりもハケの方がいいと思うので初めから付属してくれていれば楽でした。
と、思っていたらなんと!サフィックスからAmazon限定ブランド「smilix」が販売され、中身はまったく同じのハケ付きが発売されていました!↓

しかも同じ値段なのに12g入りでこっちのがお得…。こっち買えばよかった!
メリット
- 効果が抜群!
- 塗るのが簡単
- 乾くのが早い
- 塗った跡も付かず、見た目&使用感が一切変わらない
- コスパがいい
- どんな素材のアクセサリーでも使用できる(金属・宝石・プラスチック・繊維)
- 薄い膜なので効果が長期間持続する(厚い膜はボロボロ簡単に剥がれてくる)
- 使用期限がない
- 開発から製造まですべて日本で行っているので安心
メリットはたくさんあります!

効果抜群で全く痒くならないのはもちろん、塗る作業がほとんど一瞬で終わってしまう楽ちんさが何より最高です
そしてコーティング膜が極めて薄いので塗ったことが全くわからないし、ピアスのポストも太くなりません。
お値段1,980円で10gは一見コスパが悪そうに感じますが、ピアスであれば1,000回ほど塗布できるとのことなので、むしろコスパはかなりいいです。

実際かなり色んなものに塗りましたが、ほとんど減っていません
固まることもないし、使用期限もないので、最後の一滴まで無駄なく使えると思えば、相当長い期間使用できるのでは?と思っています。

さらに!スウェットバリアがすごいのは金属以外の宝石・プラスチック・繊維などどんなものに塗っても大丈夫という事!
なので高級なジュエリーにも安心して塗ることができます。

腕時計に塗る人も多いワンね!
追記:使用して2年近く経ちました
2021年の秋ごろ使用を始めて、2023年8月現在で2年近く経ちましたが、まだスウェットバリアはなくなっていません!
なくなったら絶対に購入しようと思っていますが、まだ半分近く残っているのでまだまだ使えそうです。
ちなみに、汗をたくさんかく夏は、いつもよりしっかりめにスウェットバリアを塗るのがおすすめ!(塗って乾かしてを2~3回繰り返す)
そうすることでしっかりと膜ができ、痒くなることもありません!

今年の夏はめちゃくちゃお世話になりました~
スウェットバリアの効果がすごい!金属アレルギーでもピアスを楽しめます!:まとめ

スウェットバリアに出会って人生が豊かになりました!
大げさでなく本気でそう思うほど、使って感動したスウェットバリア。
今まで金属アレルギーだからと諦めていた可愛いアクセサリーを、これからは思う存分楽しめると思うとワクワクが止まりませんっ!
ぜひ!皆さんもこの感動を味わって下さい!