
今日はボクが主役だワン!
うちには「まりも」と言う名の雑種犬がいます。(正確には二世帯住宅同居の母が飼っている)
トイプードルとマルチーズのミックスなんですが、どちらの犬種も「毛が抜けない」という特徴を持っているため、うちのまりもほとんど毛は抜けません。
毛が抜けないのはとても良いことなのですが「抜けない」と言うことは、切らなければ「伸び続ける」と言う事でもありこれが結構大変なんです。

勝手なこと言ってるワン(怒)

だって気づけばもじゃもじゃになってるし。。
定期的にプロにカットをお願いしますが、一度のカットで5,000円はかかるため、そう頻繁にはいけません。
体はまだしも、顔の毛が伸びてくると色々と支障がでてきちゃう。
視界が悪くなったり目やにが取れなかったり、口周りの毛が口の中に入ってしまったり。。
そこで顔だけでもと思い、自分でカットしようとするもメチャメチャ嫌がり暴れる上に、最終的には噛みついてきてお手上げ状態に。。

やめろーーぃ!顔を触るんじゃないワン!!(怒)

まりもの為なのに!
トリミングサロンでカットしてもらう時はすごく大人しいくせに、なぜ私がやるとこんなにも反抗的なのか!!
そんなことで、自分でカットするのを諦めていたある日、新しくお友達になった人が実は獣医さんだったと知りビックリ!
そこで私は思い出した。

カットの方法教えて!!
そして、彼女に教えてもらたった方法で試すと、あらビックリ。
あんなに嫌がってたまりもも大人しくなり、顔毛を簡単にカットすることが出来るようになりました。
そんな、「顔回りのカットを嫌がるワンちゃん」のカットが出来るようになる方法をご紹介します。
カットする場所
今までカットする時は庭に置いてあるテーブルの上で切っていました。
高いところなので多少大人しくなる効果はあったかもしれませんが、決意を新たに場所を変えてみることに。
シャンプーが嫌いなまりもは、お風呂場で少し大人しくなるので風呂場でカットすることに決定。
そうすることによって、犬も「これからカットされるんだ」と堪忍するようになります。

風呂嫌。。こわい。。
と、いつもよりは大人しくカットを始められたけど、やっぱり徐々に歯をむき出してきた!
カットをする時の心構え
はい。ここで重要になってくるのが「絶対に犬になめられない」と言う心構えです。
獣医の友達いわく、犬は「この人相手に反抗すればしたがってくれる」と言うことを理解して、噛みついたり暴れたりするそう。
それはつまり「なめられている」と言うこと。
では「なめられない」為にはどうすれば良いのか?

何をされても絶対にひるまない!
そう。カットの途中で噛みつかれそうになっても手を引っ込めたりせず、淡々とカットする。
「手を引っ込める」と言うことは犬にとって「噛もうとすればカットされない」と思うわけで、そうなったら犬の思うつぼ。
なので、暴れようが何しようがひるまずカットするのです。
本当に手が危険な時は革製の手袋をするのもあり。
とにかくどんなに逆らってもカットからは逃れられない。と思わせることが出来れば、あとは楽にカットできるようになります。
本当はすべての事に関して「飼い主ファースト」を犬に理解してもらえると、とても飼いやすくなるそう。。

獣医の彼女の家には保護犬がいて、大人になってから彼女がしつけをしたけど、何をしても怒らないメチャメチャ良い子なの。
しかし、そのようにしつけて犬に理解してもらえるようになるのは、しつけをせず過ごしてきた年月の倍はかかるとのこと。。

まりもは4歳だから12歳でしつけ完了か。。
それを聞いて「すべての事に関して」と言うことはあっさり諦めたけど、カットに関して絶対に負けないぞ!と挑んだら、あっさり抵抗しなくなりました。
具体的に、まりもは4歳の時点で全く顔をカットさせてくれませんでした。
この方法を実践した1回目は革手袋を着用し、何度も噛んでくるまりもを無視して淡々とカット。
が、1回では大人しくカットさせてくれるほどにはなりませんでした。
次の日にも諦めず革手袋でチャレンジしたら、はじめのうちは抵抗していたものの、途中からすごく大人しくなり、カットさせてくれるように。
その後は何度も顔のカットをしていますが、一度も反抗したことがありません。
カットの仕方
では具体的なカットの方法です。
顔を切る時ってどこを持ったら良いかよくわからないですよね?
これも獣医の友達に教えてもらったのですが、上の写真のようにほっぺの下あたりの毛を掴みながらカットすると、犬も少し大人しくなり切りやすいです。
目の周りや口周りは気を付けてカットしてあげて下さい。

カットが終わったら、たくさん褒めてあげて下さいね
先が丸いトリミング用のハサミを使うと、目の周りなども安心してカットできます。
顔周りのカットを嫌がる犬のカット方法:まとめ
とにかく、カットの最中は絶対にひるまない!事が何より重要です。
一度でもひるんだら、頭の良い犬はそれを見透かしてきます。
それと、普段からたくさん触ってあげる事も大切。
触って嫌がるところがあれば、そこもなでなでしてあげる。

スキンシップから信頼感は生まれるのね

なでられるのは好きワン♪
今では顔の毛をおとなし~くカットさせてくれるようになったまりも。
カットの後は本人もスッキリするようで嬉しそう。
カットする人間が強い意志をもてば、ワンちゃんもそれに応じてくれます!

ぜひチャレンジしてみて欲しいでございます